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日経平均は81円高でスタート、東エレクやHOYAなどが上昇/寄り付き概況


日経平均 : 27554.37 (+81.74)
TOPIX  : 1965.49 (+4.21)


[寄り付き概況]

 7日の日経平均は81.74円高の27554.37円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は2.57ドル高の33485.29ドル、ナスダックは91.10ポイント高の12087.96で取引を終了した。週次失業保険申請件数が予想を上回ったほか、国際通貨基金(IMF)が今後5年の世界経済成長見通しが1990年来の低い伸びになると警告したため、景気後退を懸念した売りが先行した。また、セントルイス連銀のブラード総裁が利上げ継続支持を表明すると一段と売られた。その後、地銀セクターが回復して金融危機不安が緩和したほか、航空機メーカー、ボーイング(BA)株の上昇が相場全体を押し上げ、上昇に転換。終盤にかけてはグッドフライデーの祭日や雇用統計を控えた買い戻しでプラス圏を維持し、取引を終えた。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=131円60銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日までの2日間で日経平均が800円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、米景気懸念が継続する中、今晩、3月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.6%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同4.3%増だった。

 セクター別では、海運業、銀行業、精密機器、鉄鋼、空運業などが値上がり率上位、電気・ガス業、医薬品、食料品、小売業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、HOYA<7741>、三菱UFJ<8306>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、武田薬<4502>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、コマツ<6301>、SMC<6273>、レーザーテック<6920>、ファナック<6954>などが上昇。他方、7&iHD<3382>、第一三共<4568>、東電力HD<9501>、リクルートHD<6098>、すかいらーく<3197>、ダイキン<6367>などが下落している。

《CS》

 提供:フィスコ

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