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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 東海ソフト、リックソフト、C&R (6日大引け後 発表分)

東海ソフト <日足> 「株探」多機能チャートより

 4月6日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 東海ソフト <4430> [東証S]  ★今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額
 ◆23年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.8億円→8.5億円に25.0%上方修正。増益率が3.3%増→29.2%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。国内製造・流通業のソフトウエア開発需要が高水準で推移していることに加え、品質管理手法の進化と品質管理体制の強化によってトラブルや不採算案件が減少していることが上振れの要因。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→30円(前期は16円)に大幅増額修正した。

 ドーン <2303> [東証S]  ★6-2月期(3Q累計)経常は19%増益、今期配当を1円増額修正
 ◆23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比18.6%増の3.3億円に伸びて着地。主力の「NET119緊急通報システム」などクラウドサービスの新規契約獲得が進み利用料収入が増加したうえ、クラウドサービスの初期構築案件やオンプレミス環境でのシステム開発などの受託も堅調だった。
  併せて、期末一括配当を従来計画の15円→16円(前期は14円)に増額修正した。

 リックソフト <4429> [東証G]  ★前期経常を26%上方修正
 ◆23年2月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→5.6億円に25.7%上方修正。増益率が0.2%増→26.0%増に拡大する見通しとなった。データセンターやサーバーといったオンプレミス型を中心にライセンス収入が想定以上に伸びたことが収益を押し上げた。

 C&R <4763> [東証P]  ★今期経常は12%増で5期連続最高益、14円増配へ
 ◆23年2月期の連結経常利益は前の期比17.1%増の40億円で着地。続く24年2月期も前期比12.4%増の45億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は中核事業のプロデュース(開発・請負)およびエージェンシー(派遣・紹介)のさらなる成長に加え、ライツマネジメント(知的財産の企画開発・流通)の強化などを通じて2ケタ増収増益を目指す。
  併せて、前期の年間配当を23円→27円(前の期は20円)に増額し、今期も前期比14円増の41円に大幅増配する方針とした。配当性向の水準を従来の20%から30%に引き上げる。

 山田コンサル <4792> [東証P]  ★前期経常を9%上方修正・5期ぶり最高益、配当も4円増額
 ◆23年3月期の連結経常利益を従来予想の26.6億円→29億円に9.0%上方修正。増益率が3.5%増→12.8%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。M&Aアドバイザリーなど利益率の高いコンサルティング事業が好調だったことが寄与。
  併せて、前期の年間配当を従来計画の47円→51円(前の期は46円)に増額修正した。

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