【市況】個別銘柄戦略:アインHDやABCマートなどに注目

昨日3日の米株式市場でNYダウは23.85ドル安の39,308.00、ナスダック総合指数は159.54pt高の18,188.30、シカゴ日経225先物は大阪日中比60円高の40660円。為替は1ドル＝161.60-70円。今日の東京市場では、第1四半期決算営業利益が16.0％増で6月国内既存店売上は10.6％増となったワールド<3612>、第1四半期営業利益が9.0％増で通期予想に対する進捗率が31.3％となったABCマート<2670>、インテリア・雑貨を手掛けるFrancfranc（フランフラン）の全株式を約499億円で取得し子会社化すると発表したアインHD<9627>、10カ国から複数台の銀行券及び諸証券印刷設備を受注したと発表した小森<6349>、6月の既存店売上高が16.1％増と5月の11.1％増から伸び率が拡大したすかいらーく<3197>、6月の既存店売上高が13.0％増と5月の9.6％増から伸び率が拡大したハイデ日高<7611>、東証スタンダードでは、上期営業利益が29.5％増と従来予想を44％ほど上回った川口化<4361>、東証スタンダードから東証プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行うと発表したPKSHA<3993>、6月の既存店売上高が16.4％増と5月の11.1％増から伸び率が拡大した大戸屋HD<2705>などが物色されそうだ。一方、営業利益が前期16.0％増に対し今期6.2％増予想と発表したアスクル<2678>、東証スタンダードでは、第1四半期営業利益が2.1％減となったナルミヤ<9275>、上期営業利益が6.2％増と第1四半期の24.0％増から増益率が縮小した北恵<9872>などは軟調な展開が想定される。
《CS》

　提供：フィスコ