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【市況】日経平均は212円高、寄り後はもみ合い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は212円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は0.88%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.92%上昇と堅調で、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場の安心感となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日ぶりに反落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で1200円を超す上げとなり、短期的な利益確定売りが出やすかった。さらに、今晩の米株式市場が休場となり、明日は6月の米雇用統計が発表されることから、米国市場の動向を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

《SK》

 提供:フィスコ

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