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東京株式(大引け)=99円高、3日続伸も米景気不安で上値の重い展開に

 4日の東京株式市場は朝方から買い優勢だったが、日経平均株価の上値は重かった。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ拮抗している。

 大引けの日経平均株価は前営業日比99円27銭高の2万8287円42銭と3日続伸。プライム市場の売買高概算は11億6147万株、売買代金概算は2兆8866億円。値上がり銘柄数は889、対して値下がり銘柄数は853、変わらずは93銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク選好の地合いが継続した。前日の欧州株市場が高安まちまちだったほか、米国株市場ではハイテク株は軟調な銘柄が目立つ一方、ディフェンシブストックが買われたことで全体相場が押し上げられ、NYダウは300ドルあまりの上昇をみせた。これを受けて東京市場でも主力銘柄を中心に幅広く買いが優勢となった。ただ、前日発表された米ISM製造業景況感指数が低調な内容で、米景気の先行きに懸念が広がったことで東京市場でも日経平均の上値は重く、2万8000円台前半で戻り売りに頭を押さえられる展開を強いられた。原油市況の高騰を受けて資源関連株や海運株には買いが入ったものの、鉄鋼株が弱く、小売り、金融、サービスといった内需関連株も総じて売られた。

 個別では日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が高く、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも上昇した。任天堂<7974>が商いを伴い高く、日立製作所<6501>も上値追い。NTT<9432>もしっかり。安永<7271>は値上がり率トップに買われ、ミツバ<7280>、加藤製作所<6390>なども値を飛ばした。市光工業<7244>、三菱化工機<6331>も急伸。大栄環境<9336>も活況高。

 半面、突出した売買代金をこなしているレーザーテック<6920>は売り買い交錯もやや軟調、キーエンス<6861>が冴えず、アドバンテスト<6857>も値を下げた。日本製鉄<5401>が売りに押され、第一三共<4568>も安い。ソシオネクスト<6526>が大きく下落した。ネクステージ<3186>、KeePer技研<6036>が急落、トビラシステムズ<4441>も大幅安。力の源ホールディングス<3561>、円谷フィールズホールディングス<2767>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2023年04月04日 18時09分

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