外為サマリー:150円ライン目前に膠着状態、為替介入警戒し一進一退
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円94銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=146円69銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前10時10分過ぎに149円95銭まで上昇し、1990年8月以来、32年ぶりの円安水準をつけた。時間外取引の米10年債利回りが4.1%台まで上昇したことで、日米金利差拡大を意識するドル買い・円売りの動きは強まった。ただ、その後は150円乗せを目前に膠着状態となった。150円は重要な心理的節目であり、この水準を上回れば政府・日銀は為替介入に踏み切るとの思惑も強く、ドル円相場は一進一退状態が続いている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=0.9782ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
ドル円は、午前10時10分過ぎに149円95銭まで上昇し、1990年8月以来、32年ぶりの円安水準をつけた。時間外取引の米10年債利回りが4.1%台まで上昇したことで、日米金利差拡大を意識するドル買い・円売りの動きは強まった。ただ、その後は150円乗せを目前に膠着状態となった。150円は重要な心理的節目であり、この水準を上回れば政府・日銀は為替介入に踏み切るとの思惑も強く、ドル円相場は一進一退状態が続いている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=0.9782ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS