日本電産が3日ぶりに小幅反発、国内有力証券は目標株価を引き上げ
日本電産<6594>は3日ぶりに小幅反発している。岩井コスモ証券は17日付で、同社株に対する投資判断「A」を継続し、目標株価を1万4100円から1万9000円へ引き上げた。
同社が16日に発表した、オムロン<6645>からの自動車制御装置事業の買収を受け、業績見通しを見直したことに伴い、目標株価を引き上げたとしている。今回の買収による直接的なインパクトは大きくないが、同社のモータと買収先の制御装置を組み合わせることで製品をモジュール化でき、高い付加価値(利益率15%程度)を狙うことを可能にしていると指摘。
同社は車載用モータでは最後発であるが、モータにおいて、同社の小型化技術、低コスト、レスポンスの速さで圧倒的な競争力あり、先見性のあるスピード経営が競争力をさらに高めているとみている。足もとの向かい風が完全に止んだとは言えないが、中長期視点が必要あり、次の一手に注目したいとしている。
同証券では19年3月期営業利益について、会社側計画の1450億円に対して1480億円(前の期比11%減)、20年3月期の同利益は今期推定比31%増の1940億円になると予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
同社が16日に発表した、オムロン<6645>からの自動車制御装置事業の買収を受け、業績見通しを見直したことに伴い、目標株価を引き上げたとしている。今回の買収による直接的なインパクトは大きくないが、同社のモータと買収先の制御装置を組み合わせることで製品をモジュール化でき、高い付加価値(利益率15%程度)を狙うことを可能にしていると指摘。
同社は車載用モータでは最後発であるが、モータにおいて、同社の小型化技術、低コスト、レスポンスの速さで圧倒的な競争力あり、先見性のあるスピード経営が競争力をさらに高めているとみている。足もとの向かい風が完全に止んだとは言えないが、中長期視点が必要あり、次の一手に注目したいとしている。
同証券では19年3月期営業利益について、会社側計画の1450億円に対して1480億円(前の期比11%減)、20年3月期の同利益は今期推定比31%増の1940億円になると予想している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)