ペッパーが10連騰、吉野家との時価総額逆転も視野
ペッパーフードサービス<3053>の上げ足が止まらない。株価は遂に10連騰となり、きょうの高値まで10営業日で56%の上昇をみせた。また、8月初旬から時価総額はわずか2カ月で約3倍化したことになる。低価格のステーキ店を直営とフランチャイズで全国展開し、積極的な新規出店を図っている「いきなり!ステーキ」が消費者のニーズを見事に捉え業績は絶好調、外食産業の新たな勝ち組として一気に頭角を現している。時価総額が1200億円弱まで拡大し、1200億円強の吉野家ホールディングス<9861>と逆転する可能性も出てきた。PERなど株価指標面からは割高感が強いが、時価総額急増に伴いファンドの組み入れ競争などの思惑も先高期待を醸成しているもようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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