東海カーボンがS高、黒鉛電極メーカーSGL GE社から米国事業を取得
東海カーボン<5301>がストップ高の1068円まで買われ、なおも買い物を残している。この日の朝方、黒鉛電極メーカーの独SGL GEホールディングス社から、米国事業を担うSGL GEカーボン・ホールディング(デラウェア州)の全株式を129億円で取得すると発表しており、事業拡大への期待感から買いが入っているようだ。
今回の株式取得は、SGL GEホールディングスの買収を計画する昭和電工<4004>に対して、米競争当局がSGL GEカーボンの他社への譲渡を承認の条件としていたことを受けて、東海カーボンが譲受先となったもの。これにより東海カーボンは、世界最大の電炉鋼市場である北米におけるプレゼンスの向上を図るほか、アジア・欧州・北米の「3極体制」を築くことで、グローバルプレーヤーとしての事業基盤の構築を目指すとしている。
なお、昭電工が10月2日付でSGL GEホールディングスを取得するのに合わせて東海カは契約を結び、11月上旬にSGL GEカーボン株を取得する予定。なお、17年12月期業績への影響は軽微としている。
また、東海カーボンの発表を受けて、昭電工も一時、前日比340円(10.2)%高の3680円まで買われている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
今回の株式取得は、SGL GEホールディングスの買収を計画する昭和電工<4004>に対して、米競争当局がSGL GEカーボンの他社への譲渡を承認の条件としていたことを受けて、東海カーボンが譲受先となったもの。これにより東海カーボンは、世界最大の電炉鋼市場である北米におけるプレゼンスの向上を図るほか、アジア・欧州・北米の「3極体制」を築くことで、グローバルプレーヤーとしての事業基盤の構築を目指すとしている。
なお、昭電工が10月2日付でSGL GEホールディングスを取得するのに合わせて東海カは契約を結び、11月上旬にSGL GEカーボン株を取得する予定。なお、17年12月期業績への影響は軽微としている。
また、東海カーボンの発表を受けて、昭電工も一時、前日比340円(10.2)%高の3680円まで買われている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)