高度紙が大幅高で新高値射程、今3月期営業86%増益予想は一段の上振れが有望
ニッポン高度紙工業<3891>が大幅高で3連騰、株価を2500円台に乗せ8月末につけた年初来高値2570円を射程に捉えている。中国がガソリン車販売を禁止する方向が伝わるなか電気自動車(EV)の普及加速が見込まれ、つれて車載用2次電池需要が強烈に喚起されるとの思惑が浮上している。そのなか、同社はコンデンサー用のセパレーターで世界シェア推定6割超と断トツだが、2次電池用セパレーターでも高実績を有しており、収益チャンスが大きく広がるとの見方が買い人気を後押ししている。業績も絶好調で18年3月期営業利益は前期比86%増の9億4000万円を見込むが、第1四半期時点で5億7200万円を稼ぎ出しており、一段の上方修正が有望視されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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