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【市況】東京金概況:上昇、欧米諸国と中国との関係悪化も懸念


TOCOM金 21年6月限・日中取引終値:6274円(前日日中取引終値↑35円)

・推移レンジ:高値6279円-安値6257円

21日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇した。新型コロナワクチンの開発進展への期待から、今日の東京株式市場は上昇したが、一方で、新型コロナ感染拡大への警戒感は引き続き強い。また、米国が、中国・新疆ウイグル自治区の少数民族弾圧に関わったとして、中国企業11社に追加で事実上の禁輸措置を発動するなど、欧米諸国と中国との関係悪化が連日のように伝えられ、懸念材料となっている。こうした中、安全資産としての金の需要は引き続き旺盛で、本日の金先物は堅調に推移した。

《YN》

 提供:フィスコ

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