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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):東エレク、ソニー、オープンH

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■三井製糖 <2109>  2,027円  +53 円 (+2.7%)  本日終値
 三井製糖<2109>が3日続伸している。20日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部売却を決定したと発表しており、これを材料視する買いが入った。売却するのは非上場有価証券1銘柄で、これに伴い21年3月期第3四半期に投資有価証券売却益17億1800万円を特別利益に計上するという。今期業績に与える影響は現在精査中とし、業績予想の修正が必要な場合は速やかに開示するとしている。

■東京エレクトロン <8035>  29,800円  +680 円 (+2.3%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が軒並み上値指向。ここ半導体セクターは目先利益確定売りを浴び上昇一服感も出ていたが、米国株市場主導で再び買い直される展開となった。前日の米株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が大幅高で過去最高値を更新、またインテル、エヌビディア、アプライドマテリアルズ、マイクロンテクノロジー、ザイリンクスといった代表的な半導体関連株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値を更新した。次世代通信規格5Gサービスの進展やテレワーク普及を背景としたデータセンターの増設需要が半導体メモリーやロジック需要を喚起しており、関連銘柄に吹くフォローの風が改めて意識されており、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形となっている。

■ソニー <6758>  8,379円  +130 円 (+1.6%)  本日終値
 ソニー<6758>は続伸で8400円台まで買われ、前週16日につけた高値8322円を上回り年初来高値更新となった。ここ機関投資家資金の実需買いが継続的に流入しているもようで上値指向が強い。「同社株評価のポイントは2つあり、一つはスマートフォン向け画像処理半導体の好調、もう一つはコロナ禍での巣ごもり消費で需要が追い風のゲーム関連株としての評価。これが海外マネーの攻勢につながっている」(国内証券アナリスト)とみられている。米国ではナスダック総合指数が再び最高値を更新するなどハイテク株優位の構図となっており、その流れも同社の株高を後押しした。

■日本電気硝子 <5214>  1,738円  +9 円 (+0.5%)  本日終値
 日本電気硝子<5214>が後場プラスに転換。午後1時ごろ、フォルダブルディスプレーのカバーガラス用に世界最薄となる薄さ25マイクロメートル(0.025ミリメートル)の化学強化専用ガラス「Dinorex UTG」の開発に成功したと発表しており、これが好感された。Dinorex UTGは、同社のディスプレイー用薄板ガラスの製造で培ったオーバーフロー技術によって成形され、高い表面平滑性と板厚の均一性により曲げ特性に優れているのが特徴。これまで、薄い化学強化ガラスを作る場合は、厚い元板から薬液を使用して化学的にガラスを均一に溶かして板厚を薄くするスリミングと呼ばれる方法を行う必要があったが、Dinorex UTGは、ガラス成形工程で直接薄い板ガラスを作ることが可能なため、スリミング工程を省くことができ、環境負荷物質の使用削減とコストダウンを実現することができるとしている。

■オープンハウス <3288>  3,125円  -75 円 (-2.3%)  本日終値
 オープンハウス<3288>は4日続落。売買代金は、全市場ベースでの上位に顔を出しており、商いが膨らんでいる。10日取引終了後に国内と海外で公募増資と自己株処分を実施すると発表。20日の取引終了後に発行価格は1株につき3104円で決まった。株価は10日から20日の間に終値ベースで約13%下落しており、この日は売り方の買い戻しも入った様子だ。明日までが本公募・自己株処分の国内の申込期間で、受渡日は29日が予定されている。

■日立製作所 <6501>  3,479円  -21 円 (-0.6%)  本日終値
 日立製作所<6501>が続落。SMBC日興証券は20日、同社株の投資評価を「1」から「2」へ引き下げた。目標株価は5000円から3900円に見直した。同証券では、上場子会社の再編などを評価してきたが、新型コロナウイルスの影響もあり従来の成長路線に回帰するには時間がかかると指摘。特に、今後1~2年はABBパワーグリッド事業やホンダ<7267>系部品3社の日立グループへの取り込みにリソースが集中される局面であり、同社の長期展望は大型M&Aの統合進展に左右されるとみている。

■日本PCサービス <6025>  1,790円  +270 円 (+17.8%)  本日終値
 日本PCサービス<6025>が続急騰。株価は前日比18.4%高の1800円まで上値を伸ばした。20日の取引終了後、主要株主であるジャパンベストレスキューシステム<2453>と資本業務提携し、JBRを引受先とする第三者割当増資を実施すると発表しており、これを好感する買いが入った。今回の第三者割当増資による発行新株数5万2100株。発行価格は1918円で、調達する約9892万円は借入金返済に充てるという。第三者割当増資により、JBRの保有割合(議決権ベース)が22.08%に上昇することで、同社はJBRの持ち分法適用関連会社となる。なお、JBRの株価も大幅高に買われた。

■テラプローブ <6627>  860円  +106 円 (+14.1%) 一時ストップ高   本日終値
 テラプローブ<6627>が急騰、一時ストップ高に買われた。半導体装置分野でDRAMやシステムLSIのテスト工程受託を手掛け、スマートフォンや車載向け中心に受注回復が進んでいる。同社は20日取引終了後、20年12月期第2四半期(1~6月)業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の1億5000万円~3億5000万円から3億2000万円(前期実績は6億7300万円の赤字)へ修正しており、これを好感する買いが集中した。前日の米国株市場では半導体製造装置世界トップのアプライドマテリアルズをはじめ、半導体銘柄が軒並み上昇したことも物色人気を助長している。

■ビザスク <4490>  2,570円  +290 円 (+12.7%)  本日終値
 ビザスク<4490>が大幅続伸。同社はきょう、人材育成サービス「社外メンターマッチング」の提供を開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。「社外メンターマッチング」は、メンタリング/コーチングができる社外アドバイザーを紹介する法人向けの新サービス。同社は10万人超のナレッジプラットフォームを活用し、業界研究やニーズ調査、グローバル進出などの場面におけるさまざまな課題の解決に、個人の知見を1時間のインタビューでマッチングする「スポットコンサル」をはじめとする各種サービスを提供しているが、「社外メンターマッチング」をサービスラインアップに加えることで、各企業や各受講者の人材育成・自己成長ニーズにあわせた選択肢を提供できるとしている。

■GMOアドパートナーズ <4784>  552円  +48 円 (+9.5%)  本日終値
 GMOアドパートナーズ<4784>が急伸。20日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、最終利益を2億円から3億円(前期比25.0%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期に計上した投資先ファンドの株式売却により発生した、投資有価証券評価益などの影響を考慮したという。なお、売上高360億円(同4.2%増)、営業利益2億8000万円(同37.1%減)の従来予想を据え置いている。

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