【特集】個人投資家・有限亭玉介:思惑と期待が入り混じる話題株!さらなる人気化に期待!【FISCOソーシャルレポーター】
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年4月30日11時に執筆
急落した日経平均は下げ止まったとは言い切れませんが、中東情勢は一旦落ち着いたように見えます。日本株は反発へ向かう材料を探しているような気もしますな。反発するか否か、それを決めるのはやはり米国の景気と金利となるのでしょうか…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
ボラティリティが高い相場は、なかなか手を出しづらいですねぇ。ドル円の為替に関しても158円台にまで一気に円安が進行しました。日本政府が介入に踏み切れないとの見方に加え、米国のインフレが長引くとの予想から米ドルへの買いが加速したようです。
株式市場は中長期の上昇トレンドの最中での急ピッチな調整を受けて、その後のリバウンドという目論見が外れた投資家は損切りに明け暮れているかもしれませんねぇ。特に個人好みのテーマ株や材料株などは、信用買い残が増えてきたところでの下落ですから、やや調整が長引くのではないでしょうか。何かこの窮地を打開できる材料を探してみても、岸田政権や日銀から好材料が出る様子もありません。
地合いが悪化している時はディフェンシブに底堅いチャートを形成している銘柄や大局の潮流を受けにくい銘柄を選んでいきたいものですな。悪材料が出尽くせば投資家のマインドも徐々に上向きになると思われます。それまでは自分の資産を減らさないように我慢の時期となりそうです。
逆に考えれば、幅広く売られている時こそ、優良銘柄を安値で拾えるチャンスでもあります。リスクを取りすぎないよう慎重な姿勢は保ちつつ、いつか来るであろう強気相場へ転換するタイミングを注視したいですな。今回はそんなボラティリティが高まっている地合いの中でも、チャートが堅調な話題株をピックアップしてみましたよ。
法人向け入退室管理や監視カメラシステムを提供するセキュア<4264>は、NVIDIA Metropolisプラットフォームを活用した省人警備・省人運営を実現させる新たなソリューションを開発すると発表後、底値圏から動意しました。同社はNVIDIAパートナーネットワークに参画しており、今後も好材料が出るか…と、監視中です。
グループウエアソフト「desknet's NEO」の開発・販売を手掛けるネオジャパン<3921>も直近でチャート(日足)が動意しておりますな。同社サービスの価格改定が好感され、25年1月期も過去最高益を更新する予想です。
一眼レフカメラ大手のニコン<7731>は、英系投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズが大量保有報告書に名前が挙がった事で思惑買いが流入した模様。ここまでの業績はまずまずですが、5月9日の決算発表を確認しておきたいもんですねぇ。
北九州地盤の百貨店を展開する井筒屋<8260>は、直近のチャート(日足)が見事に下値を切り上げておりますよ。昨年8月に付けた高値444円を上回った後も、PER・PBRは割安水準です。九州シリコンアイランドの思惑もあり、同社が保有する小倉の土地建物の簿価は資産ベースでの株式価値は高いと見られております。九州・シリコンアイランドやインバウンド関連としても思惑はありますねぇ。
4月25日の決算と併せて上方修正を発表したPLANT<7646>もPBR1倍割れで割安となっております。北陸地盤でディスカウントストアを展開する同社は、外部環境がよろしくなくてもチャートの底堅さが目立ちますな。このまま堅調な上昇トレンド継続となるか。
最後は4月23日に上方修正した鉄建建設<1815>です。中期経営計画も同日併せて発表しており、そちらも好感されたようですな。上方修正の発表後に株価は年初来高値を更新しており、どこまで下値を切り上げるか監視中。決算は5月14日です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ