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【特集】【今週読まれた記事】優待&配当利回り“異常値”に大注目

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は3月20日から27日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 24日に1204円高、翌25日は1454円高。日経平均株価は異彩の連騰を演じ、一時1万9500円台まで値を戻しました。新型コロナウイルスの感染拡大による暴落も、これでようやく底を打ったという手応えを感じた方も多いのではないでしょうか。その後、東京都知事が外出自粛要請を発表したことで大きく売られるなど乱高下の果てに、前週比2836円高の1万9389円で今週を終えています。

 先週19日執筆の記事で、株式市場に「曙光が見え始めている」と述べていたのは人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 絶不調相場に曙光、売られ過ぎ修正の先導株に期待!」の北浜氏。「これからはオーバーシュートの行き過ぎが修正されることになるのだが、すでに一部の銘柄がその先導役を果しつつある」と指摘し、多くのアクセスを獲得しました。相場コラムは今週もすべてランキング入りしています。

  【杉村富生の短期相場観測】 ─ 株価は「最悪シナリオ」を織り込む局面!
  【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 絶不調相場に曙光、売られ過ぎ修正の先導株に期待!
  武者陵司 「パンデミックと市場パニックの分析と展望」<前編>
  武者陵司 「パンデミックと市場パニックの分析と展望」<後編>
  【植木靖男の相場展望】 ─ 買いの主役、日銀が後押しするTOPIX

  鈴木英之氏【下げ一服の東京市場、反転相場入りの可能性は】(1) <相場観特集>
  窪田朋一郎氏【下げ一服の東京市場、反転相場入りの可能性は】(2) <相場観特集>

 さて、1万9000円台を回復したといっても、これで今回の暴落相場が終了、晴れて上昇相場入りとはとても言えない状況です。今週のアクセスランキング5位を獲得した、25日引け後配信の「明日の株式相場戦略=AI暴走、超短期かタイムカプセル投資か」では、たった2日間で2600円超の上げ幅となった連騰を「人間の感性ではついて行くことができないAI暴走相場」と表現し、これによって潮の流れが変わった訳ではないことを解説しています。

 一日の相場を総括し、翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」は毎日17時から18時頃の配信。上記25日の記事のほか、今週はすべてが上位にランキングされる人気となっています。まとめて読めば一週間の流れを詳細に知ることができ、来週以降の予想も立てやすくなるのではないでしょうか。ぜひご覧ください。

  明日の株式相場戦略=静かに上昇相場の黎明を待つ
  明日の株式相場戦略=急騰後の宴、中小型株の個別戦略を考える
  明日の株式相場戦略=AI暴走、超短期かタイムカプセル投資か
  明日の株式相場戦略=“マスク関連リターンズ”で新たな波動
  来週の株式相場戦略=東京の感染者数が焦点、戻り高値圏での一進一退か


 こうした状況のなか、アクセスランキングのトップを獲得したのは「権利落ち目前“滑り込みキャッチ”、『株主優待&配当』中期有望株を拾え <株探トップ特集>」。全体相場の下落によって、配当と優待利回りが“異常値”といえるほどの高水準を記録。配当利回りが東証1部平均で3%超えという数字にはインパクトがあります。そこに3月期末の配当権利日(27日)が到来しました。記事では中長期的な保有を前提としてインカムゲインを狙うのに最適な7銘柄をピックアップ。断トツのアクセスを獲得しました。

 また、「まだ間に合う、3月配当【高利回り】ベスト30 『東証1部』編 <割安株特集>」もランキング4位と、利回りの“異常値”が配当権利日を迎える企業が1年で最も多い3月に発生したことで、関連記事には大きな注目が集まりました。

 <割安株特集>は以下の記事もすべてランキング入りしています。<成長株特集>は、19年10-12月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む“利益青天井”銘柄を特集した「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 30社選出 <成長株特集>」がトップ10入り。11-1月期に経常利益ベースで2ケタ増益を果たした企業にスポットを当てた「逆風下でも成長持続! 11-1月期【好決算】リスト 21社選出 <成長株特集>」は、週後半の26日配信にも関わらず多数のアクセスを獲得し上位入りとなりました。

  まだ間に合う、3月配当【高利回り】ベスト30 「2部・新興」編 <割安株特集>
  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月25日版
  5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」19社【東証1部】編 <割安株特集>
  5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」18社【2部・新興】編 <割安株特集>


 東京五輪の開催延期が決定しました。これは本来良いニュースではありませんが、噂の段階から決定事項となったことでもたらされた“アク抜け感”は24日の急騰の一因となりました。先週配信の「急浮上する『東京五輪・延期論』、新型コロナに揺れる関連株 <株探トップ特集>」は、延期決定後に多くの方に読み返され、2週連続のランキング入りとなりました。

 コロナショックとは別の問題として市場を揺るがしている“OPECプラス崩壊”による原油急落を詳細に追った「もう一つの危機『原油急落』、OPECプラス交渉決裂で世界が変わる日 <株探トップ特集>」も多くのアクセスを獲得してランキング上位入り。先週トップを獲得した「大混乱相場で脚光、リーマン暴落時にも負けなかった筋金入り高配当株 <株探トップ特集>」は今週も大人気でトップ15入りとなっています。そのほか投資テーマ関連では以下の記事もよく読まれました。

  「東京オリンピック」関連が9位、21年に「延期」は相場にポジティブ材料<注目テーマ>

  中国の物流回復後に躍進、マーケティング革命「インフルエンサー関連株」 <株探トップ特集>
  EVに描かれる成長シナリオ、ウイニングロードを走る銘柄に乗れ <株探トップ特集>
  新型コロナ禍を好機に変える、リターン・リバーサル戦略で浮かぶ株 <株探トップ特集>
  「テレワーク」の裏テーマ、“サイバーセキュリティー関連”に上昇機運 <株探トップ特集>


 株探プレミアム専用記事は、今週は2記事を配信。1記事目、元ファンドマネージャーで個人投資家向けの情報発信も積極的に行っているハンドルネーム「Bコミ」こと坂本慎太郎さんに暴落相場における投資術を伺った“株探プレミアム・スペシャル・リポート”「反発を見極める指標は? テーマ株投資の注意点は? ~Bコミさんに緊急インタビュー(下)」では、坂本さんが投資家心理を測るために使っている“指標”を紹介。それは一般に使われる「VIX指数」ではありません。また、リバウンド狙いに適していると指摘するREITのなかで、更に“短期投資向き”“中長期向き”の銘柄があることを解説しています。坂本さんの目のつけどころやテクニックを学べる大きなチャンスです。

 2記事目は、大人気連載「日本株・数字で徹底診断!」の第37回となる「迫りくる信用収縮の恐怖に克つ、『特効薬指標』はこれだ!」。智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏は、「新型コロナウイルスの影響は、まさにこれから顕在化してくる」と述べ、信用収縮の波に耐え得る銘柄の選定が投資パフォーマンス向上の近道と分析しています。どの指標を見ればそれがわかるのでしょうか。プレミアム非会員の方でも1ページ目が無料でお読みいただけます。要注目の2記事、お見逃しなく。

 また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができますので、この機会にぜひお試しください。この欄には書ききれない株探プレミアムの魅力的な機能は、リニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページをぜひご覧ください。


 テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界を隈なく探索するための実践ガイド第17回「ゼロから始める『株探』の歩き方 ― (17)株式投資は美人投票!投資家注目の銘柄を探そう」が配信されました。今回は、“いま、どの株が買われ、売られているのか?”を知る方法がテーマ。どんなに良い銘柄を発掘したとしても、他の投資家にも注目されていなければ株価は動きません。「株探」を使ってどの銘柄が活況となっているのかを調べる方法を、豊富な図を使って丁寧に解説します。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。


 日々多くの材料が発表されるなか、大事な材料を見逃さない定番人気記事「明日の好悪材料」「本日の【サプライズ決算】」。今週もすべての記事が上位ランキング入りしています。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月19日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月23日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月24日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月26日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月19日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月23日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月24日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月25日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月26日)

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