【特集】「カジノ関連」がランキング2位に、国会の会期延長でIR実施法案成立へ<注目テーマ>
ユニバーサル <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 カジノ関連
3 人工知能
4 仮想通貨
5 ブロックチェーン
6 5G
7 サイバーセキュリティ
8 地震速報
9 情報セキュリティ
10 サッカーW杯
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が2位に浮上している。
国会は20日の衆院本会議で、同日までの会期を7月22日まで32日間延長することを与党などの賛成多数で議決した。政府・与党は、働き方改革関連法案やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)実施法案など残る重要法案を確実に成立させる構えだ。
関連銘柄としては、パチンコ・パチスロ機器製造大手で、フィリピンのカジノ・リゾート「オカダ マニラ」の開発に注力しているユニバーサルエンターテインメント<6425>、韓国カジノ最大手のパラダイスグループと合弁で統合型リゾートへ進出するセガサミーホールディングス<6460>に注目したい。
関連機器などでは、米国や豪州にスロットマシンなどのカジノ用機器を販売しているコナミホールディングス<9766>、アミューズメント施設などの内装工事を請け負うインターライフホールディングス<1418>、グループ会社がカジノ用ゲーミングマシンの開発・販売を行っているピクセルカンパニーズ<2743>、カジノ施設向け電子決済ソリューションを手掛けるテックファームホールディングス<3625>などがある。
さらに、遊技機用カード大手のゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>、紙幣鑑別機などを製造する日本金銭機械<6418>、メダル計数機大手のオーイズミ<6428>、貨幣処理機大手のグローリー<6457>、紙幣の搬送システムや識別機、メダル・硬貨払い出し機を手掛けるマミヤ・オーピー<7991>などにもビジネスチャンスが拡大しそうだ。一方、安全対策・警備ではセコム<9735>、ALSOK<2331>、CSP<9740>にも注目したい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)