カジノ関連が株式テーマの銘柄一覧
カジノを中心とする統合型リゾート(IR)を解禁するIR推進法(カジノ法)が2016年12月に成立した。統合型リゾートは国際会議場・展示施設、レクリエーション、ショッピング施設、ホテル、レストラン、カジノなどが一体となった複合観光施設を指す。
カジノ法案を巡ってはマネーロンダリング(資金洗浄)やギャンブル依存症といった負の側面を危惧する声もあったが、日本再興戦略の起爆剤として期待する自民党が中心となって反対を押し切った。さらに、18年の通常国会には運営事業者の選定基準やギャンブル依存症対策を盛り込んだ「IR実施法案」が可決されたことで、統合型リゾート実現が近づいている。
カジノ関連として想起されるのは主にゲーム・アミューズメント関連やホテル産業だが、観光立国日本を後押しする切り札として、今後も折に触れてインバウンド関連株全般の株価をも刺激することになりそうだ。
政府が23年4月14日、カジノを含むIR(統合型リゾート施設)について大阪府と大阪市の整備計画を認定した。これをきっかけに株式市場でもカジノ関連への人気が再燃している。
※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Board
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※札証と福証はスタンダード、札証アンビシャスと福証Q-Boardはグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「S」、現値ストップ安は「S」、特別買い気配は「ケ」、特別売り気配は「ケ」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「-」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。