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【特集】「人工知能」にマーケットの熱視線、量子コンピューターで可能性広がる<注目テーマ>

ブレインP <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 全固体電池
2 量子コンピューター
3 人工知能
4 リチウムイオン電池
5 人材
6 電気自動車関連
7 半導体製造装置
8 人材派遣
9 ICタグ
10 AIスピーカー

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」がランキング3位となっている。

 人工知能(AI)は第4次産業革命の中核を担うテーマとして株式市場でも常に光が当たっている。世界の大手企業が業界の垣根を超え競って研究開発を進める自動運転車をはじめ、バイオ創薬やドローン、ロボット、フィンテックなど市場の有力テーマに掲げられる技術系分野のほぼすべてにおいて、AIはそれらと密接に関わりイノベーションの源泉となる。量子力学的な重ね合わせによって極微の世界で起こる物理現象を活用して並列コンピューティングを実現させる「量子コンピューター」がここにわかに脚光を浴びているが、近い将来には量子コンピューターの飛躍的な演算能力と融合して、AIもその可能性を一段と広げていくことになる。

 直近、関連銘柄では量子コンピューターのテーマを絡めてブレインパッド<3655>が上昇、きょうはシグマクシス<6088>やサイオス<3744>、FRONTEO<2158>なども買い優勢の展開となっている。また、同テーマの中核に位置するのが、10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じてAIや半導体分野に積極投資するソフトバンクグループ<9984>であり、その一挙一動にマーケットの視線が集まっている

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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