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【市況】東京株式(前引け)=手掛かり材料難のなか買い手控えられ続落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前日比97円51銭安の1万9246円64銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億9817万株、売買代金概算は9155億7000万円。値上がり銘柄数は647、対して値下がり銘柄数は1174、変わらずは182銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、模様眺めムードが強かった。前日の欧米株市場が高安まちまちで、米国株市場では主要指数が上昇一服、為替も前日比で大きな動きがなかったことで、手掛かり材料に事欠く展開となった。週末の米雇用統計発表などを控え、これを見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。前場の売買代金は1兆円を下回った。

 個別では任天堂<7974>が断トツの商いで上値追い基調を強めている。積水ハウス<1928>が買い優勢、JR九州<9142>も堅調。HOYA<7741>も上昇した。オハラ<5218>が大幅高、ケネディクス<4321>、KLab<3656>なども物色人気となった。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、アルプス電気<6770>も安い。ヤマシンフィルタ<6240>が大幅安。キーエンス<6861>が値を下げ、ヤマトホールディングス<9064>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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