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2017年01月17日17時49分

【市況】【↓】日経平均 大引け| 続急落、海外勢の売りや円高で1万9000円割れ (1月17日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19038.45
高値  19043.91(10:29)
安値  18812.86(15:00)
大引け 18813.53(前日比 -281.71 、 -1.48% )

売買高  17億1056万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0942億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均株価は続急落、海外勢の売りで1万9000円台割れ
 2.為替が1ドル=113円台突入でリスクオフの流れを暗示
 3.トランプ就任式前で買い手控え、英国のEU強硬離脱にも警戒感
 4.後場は次第安の展開で、値下がり銘柄数が東証1部全体の9割占める
 5.買い向かう動きまばらで売買代金も低調

■東京市場概況

 前日の米国市場は、キング牧師誕生日の祝日のため休場だった。

 東京市場では売り優勢で始まった後、前場は下げ渋る場面もあったが、後場に入ってからは次第安の展開で日経平均株価は1万9000円台を大きく割り込み、ほぼ安値引けとなった。

 17日の東京市場は、海外投資家の売りなどを背景にリスク回避の流れが一段と強まり、見切り売りを誘うかたちで、全体指数の下げ幅は大きくなった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に乏しいなか、英国のEUからのハードブレグジット(強硬離脱)に対する思惑を背景にポンド安が進み、その余波もあってドル・円相場が1ドル=113円台まで円が買われたことなどが嫌気された。投資家心理が弱気に傾きつつあり、今週末にトランプ次期米大統領の就任式を控え、これに先んじてポジションを軽くする動きも地合い悪に反映された。値下がり銘柄数は約1800におよび、東証1部全体の9割の銘柄が下落。売買代金は活況の目安とされる2兆円をかろうじて確保したが、商い低調が目立つ。

 個別では、為替の円高を嫌気してトヨタ自動車<7203>が安く、竹内製作所<6432>なども急落した。内需では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクに売りが目立ったほか、ファーストリテイリング<9983>も軟調。さくらインターネット<3778>が利益確定売りに値下がり率トップとなり、ビジョン<9416>も大幅安となった。キーエンス<6861>、SMC<6273>も下げた。大塚ホールディングス<4578>も売り物に押された。
 半面、任天堂<7974>が反発に転じ、イー・ガーディアン<6050>が値を飛ばした。ジーンズメイト<7448>、U-NEXT<9418>がストップ高に買われたほか、アルファ<3434>も一時値幅制限上限まで上値を伸ばした。東天紅<8181>が動意、タカラバイオ<4974>への買いも目を引いた。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はトクヤマ <4043> 、富士電機 <6504> 、住友鉱 <5713> 、古河電 <5801> 、SOMPO <8630> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約2円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、東エレク <8035> 、ホンダ <7267> 、ダイキン <6367> 。押し下げ効果は約69円。

 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)鉄鋼、(2)非鉄金属、(3)海運業、(4)保険業、(5)その他製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)水産・農林業、(2)不動産業、(3)建設業、(4)証券商品先物、(5)ガラス土石製品。

■個別材料株

△ブラス <2424> [東証M]
 株主優待制度を新設。
△ゲンキー <2772>
 今期最高益予想を21%上乗せ。
△アルファCo <3434>
 「政府が宅配ボックスの普及に取り組む」と報道。
△菊池製作所 <3444> [JQ]
 「AR活用の医療向け装着型ディスプレーを開発」と報道。
△ユークス <4334> [JQ]
 エイベックスグループとAR事業で業務委託契約を締結。
△メタップス <6172> [東証M]
 9-11月期(1Q)営業は黒字浮上、上期計画を超過。
△宮入バ <6495> [東証2]
 今期最終を2.4倍上方修正。
△ジンズメイト <7448>
 RIZAPがTOB実施し子会社化。
△東天紅 <8181> 、精養軒 <9734> [JQ]
 上野のパンダに発情の兆候で関連銘柄に買い先行。
△U-NEXT <9418>
 「ヤマダ電機と格安スマホで組む」と報道。

▲T&C <3832> [JQG]
 株主優待制度を廃止。
▲AKIBA <6840> [JQ]
 東証が信用規制。
▲ノダ <7879> [東証2]
 今期経常は8%減益。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ジンズメイト <7448> 、(2)U-NEXT <9418> 、(3)アルファCo <3434> 、(4)ゲンキー <2772> 、(5)イーガーディ <6050> 、(6)東天紅 <8181> 、(7)ヤマシン―F <6240> 、(8)タカラバイオ <4974> 、(9)UMCエレ <6615> 、(10)アドソル日進 <3837> 。

 値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778> 、(2)日華化学 <4463> 、(3)ビジョン <9416> 、(4)日本通信 <9424> 、(5)カーボン <5302> 、(6)ホギメデ <3593> 、(7)ランド <8918> 、(8)イソライト <5358> 、(9)竹内製作所 <6432> 、(10)アーク <7873> 。

【大引け】

 日経平均は前日比281.71円(1.48%)安の1万8813.53円。TOPIXは前日比21.54(1.41%)安の1509.10。出来高は概算で17億1056万株。値上がり銘柄数は149、値下がり銘柄数は1799となった。日経ジャスダック平均は2783.22円(13.94円安)。

[2017年1月17日]

株探ニュース
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