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【市況】【杉村富生の短期相場観測】 ─ グレート・ローテーションの“波”に乗り遅れるな!

株式評論家 杉村富生

「グレート・ローテーションの“波”に乗り遅れるな!」

●シャープは踏み上げ相場に突入!

 抜群に強い相場である。まさに、グレート・ローテーション(大変革)の“波”ではないか。本命はやはり、メガバンクだろう。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> には2006年4月に、1950円の高値がある。

 この高値奪回を狙う? いや、そんな恐れ多いことは言わないが、過去3年間の上限PER13.4倍水準の844円、2015年6月高値936.8円は上回るだろう。

 小物ではイグニス <3689> [東証M]、ソフトバンク・テクノロジー <4726> 、フライトホールディングス <3753> [東証2]が異彩を放っている。アークン <3927> [東証M]は突然のストップ高だ。この銘柄は理解不能の値動きをする。

 シャープ <6753> [東証2]は踏み上げだろう。外資系のMが4500万株、Dが900万株売り込んでいる。貸し株を使ったカラ売りだ。売りのコストは130~140円と言われている。大やられじゃないか。

●メタデータ、カジノ、コインランドリー関連を!

 このほか、都市油田のリファインバース <6531> [東証M]、コインランドリーのWASHハウス <6537> [東証M]、農家の直売所を運営する農業総合研究所 <3541> [東証M]はロングランに狙える。ハイ・グロースの本命との位置付けである。

 なお、筆者は今年の春以降、1998~2000年のITバブルのようなイノベーションバブルが発生する、と主張している。その軸となる企業は今回もまた、ソフトバンクグループ <9984> だろう。

 もっとも、ソフトバンクはITバブル時、185円(1997年11月の安値)が2万2000円(2000年2月の高値)と、119倍になったが、今回はそんな急騰劇を望むべくもない。10兆円ファンドがあって、IoT関連の周辺企業が異彩高となろう。

 メタデータ関連のソケッツ <3634> [東証M]、インスペック <6656> [東証M]は強い。相場は生きている。ZMP関連はとりあえず、撤退が正解だろう。

  カジノ関連は折に触れて買われるだろう。ピクセルカンパニーズ <2743> [JQ]、インターライフホールディングス <1418> [JQ]のほか、大黒屋ホールディングス <6993> [東証2]、コメ兵 <2780> [東証2]は「中国人ご愛用」のカジノ関連である。

2016年12月8日 記

※次回の【杉村富生の短期相場観測】は、12月25日(日)はお休みさせていただき、1月1日(日)に新春特別企画「杉村富生が斬る! 酉年『有望株!』」(仮題)をお送りする予定です。

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