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【経済】【中国】客が被害じゃなく??まさかのショップ店員がスキミング被害に


北京市朝陽区で、ショップ店員が買い物客を装った女にスマートフォンを貸したところ、クレジットカード情報を盗み出されるという被害にあった。同様の被害は、これまでに19件、総額50万人民元(約800万円)以上が報告されている。京華時報が2日付で伝えた。

「スマホの電池が切れてしまったので、少しだけ貸していただけませんか。夫にこの家具に決めたことを連絡したいの」??インテリアショップ販売員の趙さんは、1時間余りも商品説明をしていた客からこう頼まれ、自身のスマホを貸した。しかし客はその後、「もう少し考えてからにする」と言い残して店を出ていった。

数日後、趙さんのもとに、カード会社からスマホ購入代金などとして5万人民元の決済通知が届いた。趙さんはこれまでこのカードを利用したことがなく、すぐに警察に被害届を提出した。

捜査を開始した警察は、監視カメラの映像などから犯人の女を特定。身柄を拘束した。調べによると、女は店員のスマホを使ってカード会社に連絡し、本人になりすまして情報を入手。店員の名義で購入した商品は、転売して現金化していた。


【亜州IR】

《WA》

 提供:フィスコ

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