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【市況】今週の【早わかり株式市況】 円安一服で日経平均はレンジ相場の上限目前で足踏み

日経平均 <週足> 「株探」多機能チャートより

今週の株式市場は、円安一服で日経平均株価はレンジ相場の上限目前で足踏み状態となった。

 3連休明けの11日は、前日の欧米株高や原油高に加え、為替の円安基調も好感され買いが先行、日経平均は反発し、終値ベースで約1カ月ぶりに1万7000円台を回復した。

 翌12日は前日の欧米株安や為替の円安基調が一服したことを受けて、利益確定売りに押され反落した。13日は朝方こそ為替が円安に大きく振れたことで買い優勢で始まったものの、中国の9月貿易統計で輸出の大幅減少が明らかになったことで為替が円高に押し戻され、日経平均は前日比マイナスに沈んだ。

 週末の14日は為替が一転して円安基調に振れたことから買いが優勢となり、日経平均は3日ぶりに反発した。

 日経平均株価は、前週比3円(0.02%)安の1万6856円とほぼ横ばいで取引を終えた。週間の振れ幅は346円と、前週の416円から縮小した。前週に進んだ円安が一服したことで、3カ月続くレンジ相場の上限1万7100円前後を目前に足踏み状態となった。東証1部の売買代金が活況の目安とされる2兆円を9日連続で下回っており、レンジ上限突破には買いエネルギーの復活が必要のようだ。


 来週は、25日から本格化する9月中間期決算発表を控え、様子見ムードから足踏み相場が続きそうだ。ただ、再び円安が進み、売買代金も回復すればレンジ上限突破の可能性も残る。重要イベントとしては、海外では18日に発表される米国の9月消費者物価指数や、19日11時に発表される中国の7-9月GDPと9月鉱工業生産が注目される。また、20日開催のECB理事会にも注視したい。なお、国内は特に大きなイベントはない。

◆マーケット・トレンド(10月10日~10月14日)

【-】 10月10日(月)―― 休場(体育の日)

【↑】 10月11日(火)―― 反発・1ヵ月ぶり1万7000円台回復、欧米株高や原油高を好感
 日経平均 17024.76( +164.67)  売買高16億6516万株 売買代金 1兆8711億円

【↓】 10月12日(水)―― 反落、欧米株安や円安一服で利益確定売り
 日経平均 16840.00( -184.76)  売買高17億1562万株 売買代金 1兆8761億円

【↓】 10月13日(木)―― 続落、不調な中国の貿易統計や円高を嫌気
 日経平均 16774.24( -65.76)  売買高16億5951万株 売買代金 1兆8906億円

【↑】 10月14日(金)―― 3日ぶりに反発、円安が好感され買い優勢
 日経平均 16856.37( +82.13)  売買高16億2616万株 売買代金 1兆9660億円

◆セクター・トレンド(10月10日~14日)

(1)原油高で国際石開帝石 <1605> など鉱業株や三菱商 <8058> など大手商社といった資源株の買いが続く
(2)サカタタネ <1377> など水産・農林やNTT <9432> など通信、大東建 <1878> など建設株は堅調
(3)円安も日産自 <7201> など自動車、ダイキン <6367> など機械といった輸出株は低調
(4)金融株はMS&AD <8725> 、SOMPO <8630> など保険株が値を保つも、
  三菱UFJ <8306> など銀行、野村 <8604> など証券、日本取引所 <8697> などその他金融株は反落
(5)新日鉄住金 <5401> など鉄鋼、川崎汽 <9107> など海運といった景気敏感株はさえない

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