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【市況】年末年始、世界の市場はこう動いた <特集>

NYダウの日足チャート 「株探」多機能チャートより

「シカゴ日経平均先物は大幅安」

 正月休みが終わり、2016年初めの株式取引があす(4日)再開される。この間の世界の株式市場の動きを振り返り、取引開始に備えたい。

 今年は1月2日が土曜日、3日が日曜日だったため、日本が休場の間に行われた海外の取引は昨年12月31日の1日のみとなる。米国市場は1月2日に取引が再開されるため、4日に日本で株式市場が再開される際は波乱展開となるケースも多かった。2013年の大発会は日経平均株価が292円高、2014年の大発会では382円安となっている。

 昨年12月31日のシカゴ日経平均先物期近(ドル建て)は1万8760円で取引を終了。12月30日の日経平均株価1万9033円を大きく下回った。空白期間1日での取引再開となるものの、今年の大発会も大幅下落で始まる可能性が高そうだ。

 NYダウ工業株は178ドル安の1万7425ドルと大幅続落。アップル株の下落が重しとなった。アップル株は2.06ドル(1.92%)安の105.26ドルと続落、過去3ヵ月の終値での安値を更新した。

 上海総合指数は0.94%安と反落、香港ハンセン指数は0.15%高と反発した。
 
 為替はドル円が1ドル=120円20銭前後、ユーロ円は1ユーロ=130円60銭前後で2015年の取引を終了。ユーロ円は1日で131円70銭台から1円を超える下落となっている。

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