FXおすすめ通貨ペアランキング|初心者におすすめしない通貨ペアもご紹介
FXを始めるために避けて通れないのが「通貨ペア選び」
「FXは始めてみたいけど、どの通貨ペアを取引したらいいの?」
「失敗はしたくないから手堅い通貨ペアから始めたい」
こうした疑問や願望を抱いているFX初心者は多いと思います。ただ、数多くある通貨ペアの中から自力で取引通貨を決めるのはかなり大変。
そこで今回は、FX初心者でも「納得して・スムーズに」取引を始められるよう、「初心者におすすめの通貨ペア」と「おすすめしない通貨ペア」をわかりやすく解説します。
- 通貨ペアを選ぶ時は「取引の活発さ」「値動きの大きさ」「情報の豊富さ」が特に大切
- 初心者は「米ドル/円」から始めるのがおすすめ!
- 米ドル/円なら取引コストが安い「みんなのFX」がおすすめ
- トレードスタイルによっておすすめ通貨は異なる
- 初心者は「値動きが大きい・取引量の少ない通貨ペア」を避けるべき
目次
- ・通貨選びの重要性
- ・FX通貨ペアの選び方|通貨ペア選び「6つ」のポイント
- – 流動性(取引の活発さ)
- – ボラティリティ(価格変動の大きさ)
- – マーケット情報の豊富さ
- – スプレッド(コスト)
- – スワップポイント
- – わかりやすさ・馴染み深さ
- ・FXでおすすめの通貨ペアランキング【トレードスタイル別】
- – FX初心者におすすめの通貨ペアランキング
- – スキャルピング・デイトレードにおすすめの通貨ペアランキング
- – スワップポイント狙いにおすすめの通貨ペアランキング
- – FX積立におすすめの通貨ペア
- ・おすすめの通貨ペアを取引するならこのFX会社!
- ・FX初心者におすすめできない通貨ペアは?
- – ボラティリティが高く、流動性の低い通貨はNG
- ・FXおすすめ通貨に関するよくあるQ&A
- – 値動きが予想しやすい通貨ペアはありますか?
- – 値動きが激しい通貨ペアはどれですか?
- – FX会社のなかで通貨ペアが多い会社はどこですか?
FX口座選びがまだの人は「FXおすすめ口座ランキング」も合わせて確認してみてください!
通貨ペア選びの重要性
まずは、「通貨ペア選びの重要性」について簡単に触れておきます。
なぜ、通貨ペア選びが重要かというと、自分の実力に合っていない・よく知らない通貨ペアで取引をすると「大損する可能性が非常に高い」から。
逆にいえば、しっかりと自分に合った通貨ペアを選ぶことができれば「理想のトレード」に一歩近づけるということです。
利益を得られる確率を1%でも多くあげるために、通貨ペア選びをしっかりしていきましょう。
通貨ペアを選ぶポイントさえ抑えてしまえば、あとは実践経験あるのみですからね!
FX通貨ペアの選び方|通貨ペア選び「6つ」のポイント
「おすすめの通貨が早く知りたい!」という気持ちはよくわかりますが、通貨ペア名だけ知っても「なぜおすすめなのか」が分からず終いだと本末転倒です。
ここでは「通貨ペア選びの6つのポイント」を紹介します。
それぞれの項目について、「要点をかいつまんで」解説していくので気楽に読み進めてもらえれば幸いです。
流動性(取引の活発さ)
通貨ペア選びのポイント1つ目は、「流動性(取引の活発さ)」です。言い換えれば、「取引している人が多いかどうか」を気にする必要があるということ。
FX取引では、「買い手」と「売り手」の両方がいて初めて取引が成立するため、取引量が多ければ多いほど、それだけ買い手・売り手も多くなり「取引が成立しやすく」なります。
流動性の高い主な通貨ペアは以下の2通貨ペアが代表的。
- 米ドル/円…国内FXでは取引量NO.1
- ユーロ/米ドル…FX市場全体で取引量NO.1
初心者が取引する通貨ペアを選ぶ際はまず、「流動性が高いかどうか」を気に掛けるようにしましょう。
注文がサクサク通る通貨ペアのほうがストレスなく取引経験が積めます!
ボラティリティ(価格変動率)
その通貨ペアが「どれくらいの値幅動くのか」も大事なポイント。FXでは、この価格の振れ幅のことを「ボラティリティ」と言います。
略して「ボラが高い」「ボラが低い」という使われ方をよくします。
ボラティリティが大きい=価格が大きく動きやすい
ということなので、ボラが大きい通貨ペアのほうが大きく稼ぎやすいように思えますよね。しかし、価格が大きく動きやすいということは「損失も大きくなりやすい」ということになります。
ボラティリティが小さい通貨の代表例
- 米ドル/円
- ユーロ/円
ボラティリティが大きい通貨の代表例
- ポンド/円
- 豪ドル/ポンド
そのため、初心者が取引するのであれば、「ボラティリティが小さい(値動きが小さい)」通貨ペアをおすすめします。
ボラティリティが小さければ「コツコツ」取引になれることができますよ。
マーケット情報の豊富さ
意外と見落としがちなのが、取引通貨の情報が手に入りやすいかどうか。
どんなに素晴らしい通貨ペアだったとしても、国内に情報が乏しければ出遅れてしまい上手く取引ができません。
そのため、「その通貨ペアに関連するマーケットニュースは豊富なのか」も加味することが重要です。
この観点では、「米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円」などのメジャー通貨 がおすすめできます。
スプレッド(コスト)
FXでは、通貨ペアよって「スプレッド」と呼ばれるコストが異なります。
つまり、「取引コストが高い通貨ペア」もあれば、「取引コストが安い通貨ペア」もあるということ。
| 通貨ペア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | カナダドル/円 | NZドル/円 |
|---|---|---|---|---|---|
| スプレッド | 0.2銭前後 | 0.3銭前後 | 0.6銭前後 | 1.7銭前後 | 1.0銭前後 |
もちろん、取引コストは高いけど大きな利益が狙える通貨ペアもありますが、まずは「米ドル/円」などのスプレッドが狭くコストが少ない通貨ペアから始めましょう。
特に、スキャルピングやデイトレードなどの「短期売買」を考えている場合には、入念にしらべておきたいところです。
>>参考:FX初心者にデイトレードがオススメの理由
>>参考:FXのスキャルピング向けオススメ口座
スワップポイント
なかには、スワップポイントと呼ばれる「金利差によって発生する損益」を目当てにFXを始める人もいると思います。
スワップポイントは「通貨ペア間の金利差」によって異なるため、トルコリラ/円のように「高金利×低金利」ではスワップポイントも大きくなりますし、逆に金利差のあまりない「米ドル/円」のような通貨ペアではスワップポイントは少なくなります。
- トルコリラ/円→金利差「大」→スワップ高
- 米ドル/円→金利差「小」→スワップ低
スワップが高いからという理由で通貨を選ぶのは危険ですが、スワップ狙いのトレードであれば「どの通貨がスワップポイントを多くもらえるか」はチェックしておきましょう。
わかりやすさ・馴染み深さ
最後のポイントは、抽象的で申し訳ないのですが「わかりやすさと馴染み深さ」です。
例えば、日本と関わりの深いアメリカの基軸通貨「米ドル」であれば、輸出/輸入による影響や、政策金利の変動など影響もある程度、予想がつきます。
ただ、これが「スイスフラン」や「スウェーデン・クローナ」だとしたらどうでしょう。思わず頭の中に「?」を浮かべてしまいますよね。
その「?」を抱えた状態でのトレードは言語道断です。まずは「身近な通貨」から取引を始めましょう。
これで、通貨ペアを選ぶポイントは終了です!準備が整ったところで次からは「FXでおすすめの通貨ペア」を実際にみていきましょう。
FXでおすすめの通貨ペアランキング【トレードスタイル別】
「おすすめ通貨ペア」と一口にいっても、トレードスタイルや取引経験の有無によっておすすめできる通貨ペアは変化します。
そこで今回は、以下4つのニーズに分けておすすめの通貨ペアを紹介します。自分の気になる項目を選んでチェックしていきましょう。
FX初心者に人気のおすすめ通貨ペアランキング
まずは、FX初心者におすすめの通貨ペアを紹介します。FX初心者におすすめなのは以下3つの通貨ペアです。
なぜ、初心者におすすめなのかも合わせて紹介しています。
1位:米ドル/円
国内FXでもっとも取引されている通貨ペア。出来高、情報の豊富さ、ボラティリティ、スプレッドなど選ぶポイントがしっかりと抑えられており、馴染み深さの面でもダントツです。
取引量が多い分、急激な価格変動などが起きづらいのも選定理由の一つ。
また、世界の基軸通貨としての地位もあるため、リスクを抑えて取引したい方は、後述する「FX積立」の運用通貨としてもおすすめできます。
参考>>FX積立とは?
2位:ユーロ/円
米ドル/円についで知名度が高いユーロ/円。ヨーロッパ圏ではもっともメジャーな通貨なこともあり、国内FXの取引量も上位6位を誇っています。
スプレッドも狭いFX会社が多く、コスト面でも安心。
3位:ポンド/円
国内取引量2位のポンド円も初心者から人気のある通貨ペアの一つ。ただ、他の2通貨と異なり「ボラティリティが大きい」という特徴があるため、大火傷を負わないよう注意が必要。
米ドルやユーロの次に取引してみたい通貨ペアとして覚えておくと◯
前述した6つの選ぶポイントをクリアできているからこそ、ずっと「まずは米ドル円から!」言われているんですね。
ちなみに、低コストで取引したい場合は以下5つのFX会社が特に優秀です。
メジャー通貨のスプレッドが狭いおすすめFX会社
| 米ドル/円※注_z1 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.1~7.8銭 | 0.2銭※注_f1 |
| ユーロ/円※注_z1 | 0.2銭 | 0.4銭 ※注_b5 |
0.28~15.8銭 | 0.4~5.9銭 |
| ポンド/円※注_z1 | 0.4銭 | 0.9銭 ※注_b5 |
0.9銭 | 0.79銭※注_f1 |
スキャルピング・デイトレードにおすすめの通貨ペアランキング
つづいては、FX取引の醍醐味「スキャルピング・デイトレード」などの短期売買におすすめの通貨ペアです。
短期売買を前提とした通貨ペア選びでは「スプレッドの狭さ」と「流動性(取引量の多さ)」が特に重要になります。
なぜなら、取引回数が増えるほど「低コストの恩恵」が大きくなり、また短期で複数回取引するほど「注文がすぐに成立するか」が重要になるからです。
この2点を加味してもなお、先程の「米ドル円、ユーロ円」の2トップが強いですね。
1位:米ドル/円
スプレッドも狭く、取引量も国内トップクラスのためデイトレ・スキャルピングの腕を磨くにはもってこいの通貨ペア。値動きの小さいレンジ相場が続くことが多い点も◎
2位:ユーロ/円
米ドル円には劣るものの、狭いスプレッドと、取引量の安定性からランクイン。急激なレート変動が少ない点も◯
ここで、「ユーロ/米ドル」は世界で1番取引されているのになぜおすすめされないの?と疑問に思うかもしれませんが、選ばれていない理由もちゃんとあります。それは、「外貨×外貨」の通貨ペアだからです。
日本円が絡んでいれば、「円」と「外貨」を天秤にかけることになるので比較的シンプルですが、「外貨」×「外貨」だと価格が動くロジックが複雑になってしまいます。
こうした、「わかりづらさ」を考慮するとデイトレ・スキャルピングを「始める」ための通貨ペアとしては△という結論になります。
米ドル円・ユーロ円のスプレッドが狭いおすすめFX会社
| 米ドル/円※注_z1 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.1~7.8銭 | 0.2銭※注_f1 |
| ユーロ/円※注_z1 | 0.2銭 | 0.4銭 ※注_b5 |
0.28~15.8銭 | 0.4~5.9銭※注_f1 |
スワップポイント狙いにおすすめの通貨ペアランキング
今度は少し毛色が変わって「スワップトレーダー向け」のおすすめ通貨ペアを紹介します。スワップ狙いの場合、選び方はシンプルで「高金利通貨×低金利」の通貨ペアを選べば基本OKです。
ただし、高金利通貨は、
- 「流動性が少ない」
- 「通貨としての信頼性が低い」
- 「価格が乱高下しやすい」
というデメリットも持ち合わせているので、一度にたくさん買うのではなく、コツコツとポジションを増やすよう心がけましょう。
コツコツとポジションを増やすには、自動買付で手間いらずの「FX積立」を活用するという手もあります。
参考:トルコリラ取引でおすすめのFX会社は?|スワップポイントなどで比べてみた
参考:メキシコペソ取引でオススメのFX会社は?|スワップポイントで比べてみた
参考:FX積立とは?
1位:メキシコペソ/円
政策金利は5.5%ですが、2020年4月より緩やかな上昇トレンドが形成されているのが注目ポイント。
スワップと安定感のバランスが取れた通貨ペアで、スワップトレードにチャレンジしてみたい!というFX初心者でもチャレンジしやすい。
2位:トルコリラ/円
高金利通貨として不動の人気を誇るトルコリラ。政策金利も14%と他の通貨を圧倒しています。
しかし、トルコの政治不安によってたびたびリラの価格が暴落しているので、取引は慎重にいきたいところ。
3位:南アフリカランド/円
資源国として有名な南アフリカの通貨「南アフリカランド」も、高スワップが期待できる通貨ペアの一つ。
通貨価値が資源価格に大きく左右されるため、取引する際は「鉱山資源」の動向をチェックしましょう。
高金利通貨のスプレッドが狭いおすすめFX会社一覧
| メキシコペソ/円※注_z1 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.18銭 | 0.2銭 |
| トルコリラ/円※注_z1 | 1.6銭 | 1.4銭 ※注_b5 |
1.48 | 1.6銭 |
| 南アフリカランド/円※注_z1 | 0.3銭 | 0.3銭 ※注_b5 |
0.78銭 | 0.5銭 |
FX積立におすすめの通貨ペア
最後は、投機的に増やす目的ではなく、「コツコツ資産を増やす」という目的のFX積立におすすめの通貨ペアの紹介です。
選定基準は、
- 長期的に価値が安定しているか
- 通貨としての信頼性があるか
の2点。この2点をクリアしつつ、初心者でもチャレンジしやすいのは以下2通貨です。こうして見てみると「米ドル円」が通貨ペアの王道と言われる理由がわかりますね。
- 米ドル/円
- 豪ドル/円
ちなみに、スワップ狙いでメキシコペソを積み立てるのも悪くはありませんが、「通貨の安定性」を考えると少々心許ないのが正直な感想です。
中期的に積立をしたい場合は、メキシコペソを選択肢にいれてみてもよいかもしれません。
あわせて読みたい:FX積立とは?
FX自動売買におすすめの通貨ペアランキング
FX自動売買を始めるにあたっても、通貨ペアの選択は非常に重要です。システムのロジックと通貨ペアの特性(流動性、ボラティリティ、レンジ相場の形成しやすさなど)をよく理解することが、自動売買の成功の鍵となります。
自動売買で通貨ペアを選ぶ際に着目すべきポイントは、以下のとおりです。
- 流動性で選ぶ:取引量が多くスプレッドが狭いと、コストを抑え安定取引に繋がります。
- ボラティリティで選ぶ:戦略に合った変動幅を選びましょう。小さすぎると機会減、大きすぎるとリスク増です。
- 相場の特性で選ぶ:レンジ相場かトレンド相場かなど、戦略と相性の良い特性で選びます。
- 情報収集のしやすさで選ぶ:情報が多い主要通貨は分析しやすく、初心者にもおすすめです。
- システムとの相性で選ぶ:システムのロジックと通貨ペアの特性が合うか確認しましょう。
では上記項目に基づき、自動売買におすすめの通貨ペアをランキング形式でご紹介します。
1位:豪ドル/NZドル (AUD/NZD)
FX自動売買を取引する上で代表格と言える通貨ペアです。
同じオセアニア地域の通貨ペアで地理的・経済的な結びつきが強く、英国連邦の一員であることもあり、歴史的にもレンジ相場を形成しやすい通貨ペアです。リピート系自動売買(トライオート、トラリピなど)との相性が非常に良いとされています。
AUD/CAD:10年(2015年5月~2025年5月)チャート
※画像引用:トライオートFX
- 最高値: 1.14935
- 最安値: 1.00000
- レンジ: 1.00000~1.14935 ※1495.5pips
10年間のレンジで見てもコロナショック・インフレ退治などもありながら上下で約1,500pips(米ドル/円で言うところの約15円分)内に収まっており、まさにリピート系FXにうってつけの通貨ペアと言えます。
ただし、両国の中央銀行が採用する金融政策の方向性にズレが生じると、為替レートがレンジを抜け出すかもしれません。そのため、政策発表といった情報は意識的にチェックしておきましょう。
2位:ノック/セック (NOK/SEK)
スカンジナビア文化圏で歴史的・地理的・経済的に結びつきが強いノルウェークローネとスウェーデンクローナの通貨ペアです。
一般的にはあまり馴染みのない通貨かも知れませんが、FXの中では近年自動売買向け通貨ペアとして知る人ぞ知る組み合わせになっています。
NOK/SEK:10年(2015年5月~2025年5月)チャート
※画像引用:トライオートFX
- 最高値: 1.12795
- 最安値: 0.94947
- レンジ: 0.94947~1.12795 ※1784.8pips
レンジ幅は上記4通貨ペアの中でAUD/NZDに次ぐ2番目となる1784.8pips。通貨ペアとしての安定性に加えて日々の変動率は比較的大きいと言う特徴がある通貨ペアです。
レンジ幅が少ないと言うことはその間に注文をいれる本数を増やせることにも繋がります。自動売買トレーダーに注目されるのも納得ですね!
3位:ユーロ/英ポンド (EUR/GBP)
ユーロ圏と英国の経済的な関連性は強く、EUR/GBPもレンジ相場を形成しやすい通貨ペアの一つです。AUD/NZDと比較して、より大きな値動きとなる可能性があり、その分、収益ポテンシャルも高まる場合があります。しかしその分、必要証拠金も多くなる傾向にあります。
EUR/GBP:10年(2015年5月~2025年5月)チャート
※画像引用:トライオートFX
- 最高値: 0.95016
- 最安値: 0.69371
- レンジ: 0.69371~0.95016 ※2,564.5pips
ここ10年で見てもイギリスのユーロ離脱やトラスショック、もっと前に遡ればギリシャショックなど為替に大きな影響をもたらす出来事が多く、そのたびに大きな動きを見せています。
ただ一時的なショックによるボラティリティ増加はリスクでもあり、収益チャンスでもありますので、適切な資産管理を行うことで利益をあげれる可能性も高まります。
4位:米ドル/カナダドル (USD/CAD)
アメリカとカナダも地政学的・経済的に密接な関係にあり、USD/CADもレンジ相場を形成しやすい傾向があります。比較的広いレンジで設定するリピート系戦略や、ハーフ&ハーフ戦略などに向いています。
USD/CAD:10年(2015年5月~2025年5月)チャート
※画像引用:トライオートFX
- 最高値: 1.47939
- 最安値: 1.11839
- レンジ: 1.11839~1.47939 ※3,610pips
世界の基軸通貨である米ドルが通貨ペアに入っているため、世界的な事件発生時には「有事のドル買い」で価格が急上昇することがありますが、全体的には中期的には落ち着いたレンジを掲載する事が多いです。
原油価格の動向に影響を受けやすいという特徴があるため、原油関連のニュースをチェックしておくと良いでしょう。また、米・カナダ両国の金融政策も、相場変動の大きな要因となります。
以上、自動売買向け通貨ペアとして4通貨をご紹介しましたが、その4通貨を扱うFX口座としてオススメなのがインヴァスト証券のトライオートFXです。
おすすめ通貨ペアを取引するならこのFX会社!
これまで紹介してきたおすすめ通貨ペア達。どうせ取引するなら「一番お得」に取引できるFX会社を選びたいですよね。
コストを抑えることができれば、利益も最大化できますし、何より「お得に取引できる」というのはFXに限らず嬉しいものです。
そこで、ここでは今回紹介した通貨ペアを取引するのにおすすめのFX会社を参考までに紹介しておきます。
みんなのFX
「みんなのFX」は業界トップクラスの低スプレッドを提供中。米ドル/円なら0.2銭、ユーロ/円なら0.4銭と、メジャー通貨のスプレッドが非常に狭く、低コストで取引可能です。
またみんなのFXなら、1,000通貨から取引可能。「いきなり大きな金額で取引をスタートするのは不安だな……」と感じる方でも、少額からFXを始められます。
さらに、初心者向けのFX入門講座や動画コンテンツが充実!自動売買や本格的な分析ツールも用意されているため、初心者だけでなく経験者にもおすすめなFX会社です。
松井証券のFX
「松井証券のFX」は、1通貨単位(約100円)から取引を始められる手軽さが最大の魅力。1,000〜1万通貨単位が一般的な中、ワンコインでFXデビューできるのは初心者にとって大きなメリットです。
また、難しい計算をしなくても「レバレッジ倍率を選ぶだけ」でリスク管理ができる機能も用意されています。スプレッドは業界最狭水準で、コスト面でも妥協がありません。「まずは少額から試してみたい」という方に最適な口座です!
FX初心者におすすめできない通貨ペアは?
ここまで、「ニーズ別おすすめ通貨ペア」を紹介してきました。ただ、どうせなら初心者は避けるべき「おすすめできない通貨」も知っておいた方が今後のトレードもしやすくなります。
最後に「おすすめしない通貨ペアの条件」と「具体例」を簡単に紹介しておわりたいと思います。
値動きが大きい(ボラティリティが大きい)・取引量の少ない通貨ペアはNG
結論から言うと、「トレードで利益をあげる」という目的ならば、
ボラティリティが高い&流動性が低い
という2条件が揃う通貨は避けた方が無難です。
- トルコリラ/円
- メキシコペソ/円
- 南アフリカランド/円
- ポーランドズロチ/円
- ノルウェー・クローネ/円
- スウェーデン・クローナ/円
もちろん、凄腕トレーダーであればこうしたボラの高い暴れ馬のような通貨ペアでも利益をあげられるかもしれません。
しかし、初心者がその馬を乗りこなそうとすれば「大怪我」は免れません。まずは、米ドル/円やユーロ/円などの「王道メジャー通貨」から取引を始めてみましょう!
FXおすすめ通貨に関するよくあるQ&A
-
Q
値動きが予想しやすい通貨ペアはありますか?
-
A
米ドル/円がおすすめ
比較的セオリー通りの値動きをするのが「米ドル/円」です。米ドルは世界の基軸通貨のため、経済指標や要人発言のタイミングでの値動きも想定内の値動きとなることが多くあります。また、国内取引量が一番多いため、大衆心理に沿った値動きをしやすいです。テクニカル指標を使う練習をする場合にもおすすめできますね。
ちなみに米ドル/円ならスプレッドが
「0.2銭」とコストが抑えられるみんなのFXが今おすすめです。
-
Q
値動きが激しい通貨ペアはどれですか?
-
A
ポンド関連の通貨ペア
その時々の相場にもよりますが、「ポンド円」「ポンド/米ドル」「トルコリラ/円」などは値動きが激しいことで良く知られています。特にポンドがらみの通貨ペアは投機的な取引が多いことで有名です。
-
Q
FX会社のなかで通貨ペアが多い会社はどこですか?
-
A
ヒロセ通商(LION FX)
当サイトで紹介しているFX会社のなかでは、「ヒロセ通商(LION FX)」が54通貨とダントツの取り扱い数を誇っています。
高機能PCツールやグルメがもらえるキャンペーンなどそのほかにも魅力あふれるFX会社といえます。
【注意事項・補足】
■全般
※注_z1: 原則固定 ※例外あり
※注_z2: 原則固定の適用対象外
■GMOクリック証券
※注_a1: ※ハンガリーフォリント/円と南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨単位
■外為どっとコム
※注_b1: キャンペーンスプレッド含む。詳細は公式HPをご確認ください。
※注_b2: 【最大8,000円】『外貨ネクストネオ』口座開設特別キャンペーンは口座開設申込月から翌々月末まで&【最大100万円】通常キャンペーンは口座開設月から翌月末まで
※注_b3: 【スプレッドの原則固定など】ロシアルーブル円のスプレッドは原則固定の対象外になっております。また、ロシアルーブルの取引単位のみ10,000通貨に設定されています。
※注_b4: 【集計期間】2021/5/10~2022/7/18 【収支プラス率】全通貨ペア:57.96%、米ドル円:82.6 %、中国人民元円:79.9%、メキシコペソ円:76.1% 【累計損益率】メキシコペソ円:20.6%、中国人民元円:17.6%、米ドル円:9.7% 【損益計算式】累計損益=スポット評価損益+スポット確定損益+スワップ評価損益+スワップ確定損益+スワップ振替金額、累計損益率=累計損益/累計購入円価、収支プラス率=累計損益が0より多い方の割合
※注_b5: キャンペーンスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
■LINE FX(LINE証券)
※注_c1: 月次でFX口座数を提示しているGMOクリック証券、GMO外貨、ヒロセ通商、外為どっとコム、トレイダーズ証券との比較(2020年3月~9月/LINE証券調べ)
■マネーパートナーズFX
※注_d1: 1回あたり5万通貨までの取引であれば、24時間米ドル/円を0.0銭のスプレッドで取引できます(4月22日~11月29日)。また、豪ドル/円、ユーロ/円も1万通貨まで、ポンド/円は5,000通貨まで、メキシコペソ/円は3万通貨までスプレッド0.0銭で取引できます。
■松井証券のFX
※注_e1:取扱通貨ペア(スイス/円、トルコリラ/円、米ドル/スイス、ポンド/スイス、ポンド/豪ドルを除く)について、FXサービスの取扱い業者11社(SBI証券、auカブコム証券、外為どっとコム、GMOクリック証券、DMM.com証券、トレイダーズ証券、ヒロセ通商、マネックス証券、マネーパートナーズ、楽天証券、GMO外貨)の中央値と比較。2021年12月21日時点、松井証券調べ。広告掲載日:2022年1月4日時点、上記スプレッドは、市場の急変時(震災などの天変地異、その他外部要因)や、市場の流動性が低下している状況(週初や週末、年末年始、クリスマス時期など)、重要指標発表時間帯などにより、やむを得ず提示以外のスプレッドになることもあります。
■ヒロセ通商(LION FX)
※注_f1: 米ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円は原則固定でAM9:00~翌AM3:00のスプレッドとなっております。
※注_g1:1~100万通貨注文までの基準値
■DMM FX
※注_h1: 最短手続きで本人認証が完結した場合の申込完了から登録審査完了までの時間。当社休業日や申込内容等に不備があった場合は除く。
※注_h2: 国内FX業界2023年度取引高の上位7社と比較(株式会社DMM.com証券調べ)
※注_h3: ファイナンスマグネイト社調べ(2022年〜2024年)
※注_h4: 原則固定例外あり。詳しくは公式サイトをご参照ください。
当サイトでは「金融庁:登録等を受けている業者一覧」に掲載されている証券会社のみをご紹介しております。
- - 金融庁
- - 日本銀行(外国為替市場)
- - 金融先物取引業協会
- - 日本証券業協会
- - 日本貿易振興機構(JETRO)
- - 株式会社 東京金融取引所
- - くりっく365(取引所為替証拠金取引)
- - GMOクリック証券(FXネオ)
- - SBI FXトレード
- - DMM FX
- - 外為どっとコム
- - GMO外貨
- - ヒロセ通商(LION FX)
- - みんなのFX(トレイダーズ証券)
- - LINE FX
- - LIGHT FX
- - インヴァスト証券
- - 松井証券のFX
