ソフトバンクGは再び5000円大台割れ、ビジョン・ファンドの人員削減報道など嫌気
ソフトバンクグループ<9984>は全般地合い悪のなか下値を探る展開。ここ5000円大台ラインを巡る攻防で、前日は大台をキープしたがきょうは再び割り込む展開を強いられている。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が300ポイントを超える大幅な下げとなり、米ハイテク株に投資する同社にとっては逆風材料となっている。また、同社傘下の巨大ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の低迷が浮き彫りとなるなか、同ファンドの人員を3割程度削減する動きが始まったことも伝えられ、これもネガティブ材料として受け止められている。株式需給面からは日経平均寄与度の高い銘柄で、きょうも日経平均が先物主導で売り込まれた場合に裁定解消売りを浴びる可能性があり値動きが注視される。
出所:MINKABU PRESS
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