ヤマシタヘルスケアが３日続落、１００％子会社山下医科器械の上期業績が計画下振れ

　ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>が３日続落。２５日の取引終了後、１００％子会社の山下医科器械が集計中の第２四半期累計（６～１１月）連結業績について、営業損益が従来予想の４００万円の黒字から３６００万円の赤字（前年同期６００万円の黒字）へ、最終利益が２３００万円から１７００万円（前年同期比２．１倍）へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　売上高は、一般消耗品分野における医療機器消耗品や低侵襲治療分野における消耗品などの売り上げが増加したほか、透析事業を主力とするトムスをグループ化したことで２７５億７１００万円から２７６億２８００万円（前年同期比１３．５％増）へ上振れた。ただ、病院建て替えなどの大型設備案件とそれに伴う設備投資が予想より少なく、また、一般機器分野における手術室関連機器などの医療機器備品や放射線機器などの売上高が予想を下回ったため、全体的な利益率が低下したという。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）