貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6095 メドピア

東証P
676円
前日比
-11
-1.60%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.6 1.73 0.67 10.04
時価総額 149億円
比較される銘柄
MRT, 
ポート, 
ケアネット
決算発表予定日

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<動意株・16日>(大引け)=メドピア、日本情報C、セルシードなど(その1)

 メドピア<6095>=買い戻し急。医師向けコミュニティーサイトを運営するが、前週9日に22年9月期業績予想の下方修正を発表し、翌10日にストップ安に売り込まれた経緯がある。今9月期は「Web講演会」の開催数が一時的に減少していることを受け、営業利益見通しを従来計画の25億円から10億円(前期実績は17億8300万円)に減額、これを嫌気する売りが集中した。ただ、市場筋によると「この急落過程では外資系証券経由の貸株調達に伴う空売りもかなりのウエートで乗せられていた。目先はこのショートカバーで切り返しに転じている」(ネット証券マーケットアナリスト)としている。足もとの相場ではPERの高いグロース系銘柄の買い戻しが、一つの物色の流れを形成している。

 日本情報クリエイト<4054>=上げ足強め3日続伸。15日の取引終了後、23年6月期の連結業績予想を発表しており、売上高42億円(前期比37.5%増)、営業利益8億5000万円(同69.7%増)、純利益5億9300万円(同2.1倍)と大幅増益を見込むことが好感されている。有償プロダクトのクロスセル拡大に向けたサービス強化や、管理ソリューション「賃貸革命」の次期バージョン開発などに取り組む一方、注力商品である「不動産BB」及び「電子入居申込/電子契約」サービスの新規顧客向け拡販と、研修を通じた営業人員のスキルアップを継続して行いオーガニック成長を図るほか、今年6月に完全子会社化したリアルネットプロとのシナジーにより一段の業績拡大を図るという。なお、22年6月期決算は、連結決算初年度であることから前の期との比較はないものの、売上高30億5300万円、営業利益5億円、純利益2億8300万円だった。

 セルシード<7776>=大幅続伸。同社は15日、産業利用に対応した多指(趾)症手術時の切除組織の継続的な供給と事業化に向けた体制の構築を目的に、国立成育医療研究センターと検体提供に関する契約の基本事項について合意したと発表。これが材料視されているようだ。この合意により、今後は同種軟骨細胞シート(患者自身の細胞組織を採取して製造する自己細胞シートとは異なり、他人から採取した細胞組織により製造する細胞シート)の治験及び製造販売に向けて、原料となるヒト組織の供給を継続的に受けることが可能になるという。同社は同種軟骨細胞シートによる変形性膝関節症の治療への貢献を目指して、22年末の治験届提出に向け準備を進めるとしている。

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