保土谷化が大幅高で3連騰、アップル向け有機EL需要拡大背景に青空圏を舞う
保土谷化学工業<4112>が大幅高で3連騰、連日で年初来高値を更新しており、時価は2005年9月につけた8230円(修正値)を上抜き実質青空圏に浮上している。有機ELは米アップルがiPhoneの最上位機機種で採用し品薄状態にあるほか、大型テレビ向けでも市場拡大の兆しを強めている。同社は国内で有機EL材料の正孔輸送材を生産し、サムスンも出資する韓国子会社で発光材料を手掛けており、収益チャンス拡大が期待されている。サムスンを経由して米アップルの需要も取り込むことが予想され、今後は韓国2大企業からの受注を中心に有機EL素材が成長エンジンとなる可能性が高まっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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