Pウォーター Research Memo(9):物流費上昇に対する対策を順次計画
■成長戦略、トピック
1. 物流課題と対策
宅配水業界にとって、昨今の物流費の上昇は大きな経営課題である。プレミアムウォーターホールディングス<2588>はワンウェイ方式の配送を行うため、大手の配送業者に配送を委託しており、年間の配送料は3,844百万円(商品製品配送料、2017年3月期)、売上高比率で19.3%に達する。配送業者からの値上げ要請があり、既に一部単価の値上げが行われており、今後も更なる上昇が懸念される。
同社としては、顧客数急増に対応できる商品の安定供給体制の維持を優先しながら、配送業者の負担増に伴う配送コストの抑制を検討している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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提供:フィスコ