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2376 サイネックス

東証S
746円
前日比
-6
-0.80%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.1 0.55 2.01
時価総額 48.3億円
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サイネックス Research Memo(9):M&Aは成長戦略の重要な一角。印刷系やソフト・IT系企業に可能性がある


■事業部門別詳細と中長期の考え方

4. M&Aによる成長戦略
サイネックス<2376>は2015年10月にエルネットを、2016年10月にサンマークをそれぞれ子会社化した。このように、M&Aもまた同社の成長戦略おいては重要な位置を占めるものと弊社では考えている。

どういう業種・業態の企業がM&Aの対象として最適かは一概には言い難い。同社の『わが街事典』と競合する事業を手掛ける事業者は地域・エリアごとに点在しているが、それらの買収は必ずしも有効とは弊社では考えていない。同社自身が地域密着型営業の徹底で、各地の地元経済界に浸透しているためだ。

1つの例としては、現在の松阪工場1工場体制を補完するべく印刷系企業のM&Aは有効ではないかと考えている。最新鋭の松阪工場をフル稼働させて高収益につなげている現状からすれば無駄と考える見方もあろうが、災害リスク等への備えは重要だと考えている。また、ソフトウェア・IT系企業のM&Aも可能性があると考えている。紙媒体とネットの融合は同社の大きなテーマだ。ARやVRの技術の活用はその1つのアプローチだと考えている。また同社のWEB・ソリューション事業の一段の成長を図る上でもICT分野の充実は不可欠だと言えるだろう。今後の展開を見守りたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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