日経レバが大幅反落し直近安値下回る、売買代金は全市場を通じて群を抜く
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅反落、フシ目の1万3000円台を割り込み、500円を超える急落で週明け26日につけた直近ザラ場安値の1万2970円も大きく下回った。売買代金は既に900億円を上回り全市場を通じて群を抜いての首位となっている。日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで価格変動率が日経平均の2倍となっていることが特徴で、全体相場の波乱局面では個人投資家の短期筋を中心に参戦が活発化する傾向がある。きょうは9月の権利取り最終日となるが、日経平均株価は先物主導で急落しており、配当権利取り狙いの買いも完全に呑み込まれた状態となっている。日経レバはここ信用買い残が急増していたが、足もとで見切り売りを誘発する格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
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