AGC急反落、販売価格下落やロシア事業譲渡で1~3月期最終赤字転落
AGC<5201>が急反落。午後1時ごろに1~3月期連結決算を発表。売上高は前年同期比1.9%増の4987億4000万円だったものの、最終損益が前年同期実績(220億7200万円の黒字)から一転209億5500万円の赤字に転落して着地しており、失望売りを呼んでいる。
建築ガラスや化学品の苛性ソーダ・塩化ビニル樹脂の販売価格が下落したが、円安効果や電子部品の出荷増で増収を確保。一方、損益面では建築ガラスなどの販売価格下落が響いたほか、ロシア事業の譲渡に伴う費用の発生が重荷となった。なお、通期の増収・最終黒字見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
建築ガラスや化学品の苛性ソーダ・塩化ビニル樹脂の販売価格が下落したが、円安効果や電子部品の出荷増で増収を確保。一方、損益面では建築ガラスなどの販売価格下落が響いたほか、ロシア事業の譲渡に伴う費用の発生が重荷となった。なお、通期の増収・最終黒字見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS