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東京株式(大引け)=9円高、半導体関連株買われ値上がり銘柄数も7割超える

 25日の東京株式市場は前場は売りに押される展開だったが、その後に日経平均は下げ渋った。後場は一貫して戻り足を示し、結局わずかながら上昇して引けている。

 大引けの日経平均株価は前営業日比9円99銭高の3万6236円47銭と3日ぶり小反発。プライム市場の売買高概算は14億2510万株、売買代金概算は4兆2144億円。値上がり銘柄数は1236、対して値下がり銘柄数は387、変わらずは35銘柄だった。

 きょうの東京市場は方向感の定まりにくい動きとなった。前場は利益確定の売りに押される展開となり、日経平均は300円を超える下げで3万6000円台を割り込む場面もあったが、売り一巡後は押し目買いが優勢となった。前日の米国株市場で半導体関連株が買われた流れを引き継いで同関連株に投資資金が流入し、全体相場を支えた。米長期金利が上昇傾向にあるほか、国内でも新発10年債利回りが0.74%台に入るなど上昇基調を強めている。だが、これを嫌気する動きは限定的だった。個別株物色意欲は旺盛で、値上がり銘柄数はプライム市場全体の75%を占めている。また、売買代金はきょうも4兆2000億円あまりをこなし、これで5営業日連続の4兆円台乗せとなった。

 個別では、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高に買われたほか、ディスコ<6146>も活況高。川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>など海運株への買いも目立った。TOWA<6315>、野村マイクロ・サイエンス<6254>などが大幅高。ルネサスエレクトロニクス<6723>も値を上げた。KOKUSAI ELECTRIC<6525>、東京エレクトロン デバイス<2760>、大阪有機化学工業<4187>なども値を飛ばした。

 半面、ニデック<6594>が下値を探り、ソニーグループ<6758>も冴えない。三井住友フィナンシャルグループ<8316>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098>が安く、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。オービック<4684>が急落、霞ヶ関キャピタル<3498>、ネクソン<3659>の下げも目立つ。エムスリー<2413>も下落した。

出所:MINKABU PRESS

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