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東京株式(前引け)=大幅反発、下げの反動で目先自律反発局面に

 5日前引けの日経平均株価は前営業日比359円63銭高の3万886円51銭と大幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億7716万株、売買代金概算は1兆7640億円。値上がり銘柄数は1666、対して値下がり銘柄数は149、変わらずは20銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日までの下げの反動で、朝方から主力株中心に広範囲に買い戻される展開となった。前日の米国株市場では経済指標発表を受けてインフレに対する警戒感が後退、米長期金利が上昇一服となったのを受けNYダウなど主要株価指数が揃って上昇しており、東京市場でも投資家のセンチメントが改善した。日経平均は先物主導で前引けにかけ一貫して上昇基調を維持、高値圏で午前中の取引を終えている。個別では半導体関連の値がさ株が強さを発揮し全体指数の上昇に貢献する形となった。全体の9割の銘柄が上昇している。

 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が高く、トヨタ自動車<7203>も買い戻された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。三菱重工業<7011>も買い優勢。日本製鉄<5401>も値を上げた。マネックスグループ<8698>、Gunosy<6047>はストップ高となった。半面、INPEX<1605>が安く、三井物産<8031>も軟調。ネクステージ<3186>が売られ、JCRファーマ<4552>、太陽誘電<6976>なども大幅安。エスプール<2471>は急落。

出所:MINKABU PRESS

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