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【市況】株価指数先物【昼】 自律反発としては達成感が意識されやすい


 日経225先物は11時30分時点、前日比480円高の3万880円(+1.57%)前後で推移。寄り付きは3万720円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万710円)にサヤ寄せする格好から買いが先行して始まった。買い一巡後に3万550円まで上げ幅を縮める動きも見られたが、直近の大幅な下げに対する値ごろ感もあり、終盤にかけて再びロング優勢の展開から上げ幅を広げた。

 日経225先物はボリンジャーバンドの-3σ割れの水準からのリバウンドにより、-2σに接近してきた。オプション権利行使価格の3万875円まで戻してきたことから、自律反発としては達成感が意識されやすいだろう。-2σが位置する3万970円を捉え、節目の3万1000円突破を狙ったロングの動きは期待しづらく、短期的な戻り一巡感から後場はこう着感が強まりそうだ。グローベックスの米株先物は小動きで推移していることから、積極的な売買は手控えられよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.71倍に低下した。一時13.80倍と上値抵抗線として意識されている25日移動平均線を上回る場面も見られたが支持線に変えられず、引き続き抵抗線として機能している。

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