半導体製造装置関連が高い、SOX指数急反発とサムスンとの開発連携に思惑
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>が反発に転じたほか、アドバンテスト<6857>が4日続伸、ディスコ<6146>は10連騰と上値追いが加速している。前日の米国株市場ではマイクロンテクノロジー<MU>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>が大幅高に買われたほか、半導体関連株に買いが流入しフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2.7%高と急反発をみせた。半導体市況の底入れが後ずれするとの観測が強まる一方、最悪期は通過したとの見方もあり、一部の銘柄は押し目買いの動きが活発化している。また、韓国サムスン電子が横浜市に半導体開発拠点を設ける方向にあることが伝わり、日韓連携の動きが国内の半導体メーカーにもプラスに働くとの思惑も、関連株にポジティブな影響を与えているもようだ。
出所:MINKABU PRESS
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