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東京株式(大引け)=340円安、米景気の先行き懸念で大幅続落

 6日の東京株式市場は引き続きリスク回避ムードのなか日経平均は大きく下値を探る展開となり、2万7000円台前半まで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比340円63銭安の2万7472円63銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は11億4651万株、売買代金概算は2兆8165億円。値上がり銘柄数は303、対して値下がり銘柄数は1476、変わらずは56銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日同様に下値リスクが強く意識される地合いとなった。前日の米国株市場では3月のADP雇用リポートや3月の米ISM非製造業景況感指数がいずれも低調で、米景気先行きに対する警戒感からハイテク株や景気敏感株などへの売りが目立った。ディフェンシブストックが底堅さを発揮したものの、全般買い手控えムードが漂っており、きょうの東京市場も引き続き利食い急ぎの売りが重荷となった。値がさの機械株や半導体主力株に値を下げるものが目立つ。電力株や医薬品株の一角が逆行高をみせたが、全体指数への貢献はあまりみられなかった。取引終盤は日経平均がやや下げ渋ったものの、プライム上場銘柄の8割が下落する売り圧力の強い展開を強いられた。

 個別では、2000億円を超える断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>だが株価は大幅安となり、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連は総じて軟調。キーエンス<6861>、SMC<6273>といった値がさの機械株も売られた。日本郵船<9101>など海運株や日本製鉄<5401>など鉄鋼株も安い。HEROZ<4382>が大幅安となったほか、TOKYO BASE<3415>の下げも目立つ。サムコ<6387>、安永<7271>も大きく売りに押された。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が底堅く、武田薬品工業<4502>、アステラス製薬<4503>など医薬品関連が買われた。東京電力ホールディングス<9501>をはじめ電力株は軒並み高。GSIクレオス<8101>が急騰、サンエー<2659>も値を飛ばした。オーバル<7727>が物色人気。JCRファーマ<4552>が高く、キッコーマン<2801>も上値を追った。

出所:MINKABU PRESS

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