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外為サマリー:一時129円30銭近辺に上昇、日米金利差の拡大を意識

 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=129円17銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円00銭程度のドル高・円安となっている。

 19日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が3週連続で減少したことで、労働需給の逼迫を背景に米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを継続するとの見方が広がったことがドル買い・円売りにつながった。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)通過後は伸び悩む場面もみられたが、持ち高調整の動きなどもあって堅調に推移。米長期金利が3.4%台に上昇する半面、円金利は低下基調となっていることから日米金利差の拡大も意識され、午後2時20分過ぎには一時129円29銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が前日にタカ派的見解を示したことを手掛かりに、ユーロが対ドルや対円で買われている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0835ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=139円96銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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