大阪金概況:上昇、米長期金利低下など反映
大阪取引所金標準先物 23年6月限・日中取引終値:7725円(前日日中取引終値↑41円)
・推移レンジ:高値7733円-安値7693円
9日の大阪取引所金標準先物(期先:23年6月限)は上昇した。昨日の海外市場で米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から金は買われやすい地合いとなった。また、中国が台湾周辺での軍事演習を継続していることに対し、台湾軍が「重砲射撃訓練」を実施すると伝えられ、偶発的な衝突リスクが警戒されたことも、安全資産とされる金に資金が向かいやすくなる要因となった。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢の展開となった。
《FA》
提供:フィスコ