2021年07月28日10時35分 ANA---もみ合い、第1四半期営業赤字幅半減と伝わるが反応は限定的 ANA<9202>はもみ合い。第1四半期営業損益が750億円前後の赤字になったとの観測報道が伝わっている。前年同期の1590億円の赤字から赤字幅は半減したもよう。航空貨物の需要が伸びて採算が改善したほか、機材削減や社員の外部出向などのコスト削減効果も顕在化したようだ。市場コンセンサスは900億円程度の赤字であったもよう。最悪期脱出とも意識されるが、足元で新型コロナ感染者数が再拡大している中、評価の動きは限定的にとどまる。 《TY》 提供:フィスコ