【特集】コロナ禍からの急回復鮮明、4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 7月27日版
メルコ <日足> 「株探」多機能チャートより
22年3月期第1四半期(4-6月)の決算発表が本格化している。昨年の4-6月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、7割近い企業が前年同期比で経常減益に沈んだ。ただ、その後は中国や米国の需要が徐々に戻ったことで製造業を中心に回復し、10-12月期からは増益基調に転じている。21年4-6月期はワクチン接種の進展による世界経済の回復を背景に、自動車や半導体関連などの大幅な改善が見込まれ、業績予想を上方修正する企業も多くみられそうだ。
本特集では、本日発表された決算の中から、4-6月期(第1四半期)に増収増益を達成した銘柄をリストアップしてみた。下表は、時価総額50億円以上の銘柄を対象に、4-6月期に売上高と経常利益がともに前年同期を上回って着地した17社を選び出し、4-6月期の増益率が高い順に並べた。
┌ 経常利益 ┐ ┌ 売上高 ┐ 増収増益 対通期 予想
コード 銘柄名 増益率 4-6月期 増収率 4-6月期 連続期数 進捗率 PER
<6436> アマノ 1268 1163 0.6 25532 1 8.6 24.0
<6999> KOA 323 2012 45.8 15964 3 - -
<6676> メルコ 205 3413 19.6 36091 4 34.1 12.9
<5344> MARUWA 50.0 3236 23.7 11112 4 29.4 18.6
<4063> 信越化 37.4 130831 20.8 434239 2 26.2 20.5
<9932> 杉本商 30.5 552 11.7 10181 2 21.4 13.9
<4765> Mスター 19.5 613 10.0 1987 4 - -
<4212> 積水樹 16.9 2374 7.7 14010 3 20.9 12.0
<7931> 未来工業 16.9 863 1.7 8941 1 25.3 12.4
<4832> JFEシステ 4.8 1055 4.2 11915 1 22.0 9.1
<8628> 松井 2.3 3103 4.4 7476 6 - -
<5809> タツタ 1.8 716 6.8 14276 1 19.4 13.8
<7211> 三菱自 黒転 11193 88.2 431940 1 31.1 28.3
<7299> フジオーゼ 黒転 965 92.3 6674 1 43.9 6.8
<6210> 洋機械 黒転 448 71.1 7882 2 35.8 13.0
<6337> テセック 黒転 445 362 1834 1 28.9 13.3
<6798> SMK 黒転 275 9.6 11405 2 27.5 22.5
※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。連続期数は四半期ベースの連続回数。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-6月期の進捗割合、単位は%。
株探ニュース