個人投資家・有限亭玉介:もう6G?次世代通信規格の関連株をチェック【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年5月4日15時に執筆
4月26日、米アップルは今後5年間の投資計画を発表しました。それによると4300億ドル以上を米国内に投資する計画で、次世代シリコンと5G開発の為に数百億ドルを投じる方針が明らかになりました。日本の6G関連にも影響しそうな米国株の動向は、注視しておきたいところです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
米国ではアップルの巨額投資が注目されているようですが、日本でも同日の4月26日に
富士通とNTTが「持続可能な未来型デジタル社会の実現」を掲げ、戦略的業務提携を結んだと発表しました。6G時代へ向けた光電融合技術の開発および製造技術を共同で確立を目指し、光電融合技術を通信装置に活用していくとの事です。インターネットの回線が遅くて作業が止まってしまうなんて事は、この先の未来では起こり得ないのかもしれませんねぇ。
菅政権の発足後、デジタル庁設立や携帯電話料金の値下げなど情報通信分野において政府が積極的に介入してきました。任期満了となる今年10月21日までに行われるであろう衆議院の解散総選挙の結果によっては現行の政局が大きく変わる可能性もありますが、デジタル庁構想は重要な国策として引き継がれるとあたくしは考えております。
先日の日米首脳会談でも、両国が連携してデジタル分野で競争力を高めていくとの声明を発表しており、6Gのような次世代通信規格はもはや日本国内だけに収まる産業ではありません。ファーウェイ問題で米中対立が激化して世界の覇権争いが現在も続いているように、6Gはまさに国の威信を賭けた開発競争と言えます。
そのような中、電気通信大学が混線させずに周波数利用率を従来の7倍高められるアルゴリズムを開発したと発表し、特許出願を終えたとの報道もありました。世界各所で「ビヨンド5G」を見据えた競争は既に始まっております。是非とも日本企業には技術レベルだけでなく販売力も身に付けて、世界シェアを席巻してもらいたいところですな。
あたくしは企業に投資する事しかできませんが、昼夜問わず日本を支える最先端の研究されている方々には本当に頭が下がりますなぁ…さて、今回の記事は、6G関連の銘柄をピックアップしております。5Gで思惑のある銘柄は、やはり6Gでも物色されるのが通例ではないかと。
日米首脳会談で物色が入ったアルチザネットワークス<6778>は、通信計測器を主力とする企業ですな。3月4日の決算発表では経常利益が前年同期の3.2倍に拡大すると、進捗率は2Q時点88.0%に到達しました。上方修正も視野に入れて監視したいですな。
東京都が展開する「次世代シェアオフィス」にキャリア5G整備事業者に選定された JTOWER<4485>も関連としてチェックしております。3月17日に上方修正を発表すると、過去最高益を更に上乗せする見通しです。
続いて、こちらも上方修正から2期ぶりの過去最高益を見込んでいる協和エクシオ<1951>です。電気通信工事の大手である同社には、6Gにおける需要拡大の可能性がありますねぇ。株価は4月に入り年初来高値を更新すると、一目均衡表(日足)の雲を上抜きました。5G向け技術者派遣が好調のギグワークス<2375>も、6Gでは再び好機になると思われます。
19年7月に5G基地局のアンテナが発信する電波を測定する光電界センサーを開発した精工技研<6834>も6Gで思惑がありそうです。5Gに対応した工業用コンピュータの製造販売を手掛けるエブレン<6599>も物色される可能性があるか注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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