キーエンスなどFA関連株が下げる、米中対立への警戒感で目先リスク回避売り
キーエンス<6861>が1000円を超える下げをみせたほか、SMC<6273>、ファナック<6954>など値がさのFA関連株に売りがかさんでいる。前日の米国株市場では米中貿易協議を前に両国間の対立が改めて浮き彫りとなり、キャタピラーなど中国向け売上比率の高い銘柄が売られ、全体相場の足を引っ張った。今回の米中協議で交渉が決裂した場合は、15日から対中制裁関税の引き上げが行われる見通しとなり、中国景気減速への警戒感も再浮上する。東京市場でも中国依存比率の高い機械株には逆風材料として意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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