トリケミカルが続急騰で上場来高値急接近、半導体向け絶縁膜材料が収益牽引へ
トリケミカル研究所<4369>が続急騰、株価は2営業日合計で1000円以上水準を切り上げた。連日の年初来高値を更新するとともに、昨年12月5日に上ヒゲでつけた上場来高値6480円の払拭を目前に捉えた。半導体向けなどに使われる化学薬品メーカーで多品種小ロット生産を強みとしている。とりわけ低誘電率の絶縁膜材料で高水準の世界シェアを有している。絶縁膜材料はDRAM系及びロジック系半導体向け双方で需要を獲得し成長を牽引する見込み。業績面では20年1月期売上高が88億3000万円(前期比13%増)、最終利益は24億7000万円(同9%増)予想と好調。半導体関連の中小型株がここ相次いで上値を指向するなか、同社株も改めて投資資金のターゲットとなっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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