富士通ゼが年初来安値、為替相場や素材市況厳しく19年3月期営業利益は15%減見込む
富士通ゼネラル<6755>が大幅続落し年初来安値を更新。24日取引終了後発表した19年3月期業績予想が、売上高2850億円(前期比8.6%増)、営業利益170億円(同15.9%減)、純利益120億円(同6.6%減)と2ケタ営業減益を見込み、あわせて中期経営計画の数値目標を2年後ろ倒ししたことが嫌気されている。
主力の空調機事業で、市況が堅調な北米、オセアニア、中華圏向けの販売増を見込むほか、欧州やインドなど各地域での新機種投入や営業体制強化により増収となる見通し。ただ、上期を中心に為替相場や素材市況で厳しいコスト環境が続くことや先行投資による費用増などが利益を圧迫する。年間配当は前期比2円増配の26円を予定。
なお、18年3月期業績は、売上高2623億4000万円(前の期比0.9%増)、営業利益202億700万円(同23.7%減)、純利益128億5400万円(同28.1%増)だった。
また、同社は中計で21年3月期に売上高4000億円、営業利益400億円を見込んでいたが、中東の市況悪化や調達環境の構造的な変化などで事業環境が想定以上に悪化していることや、提携・M&Aの立ち上がりが遅れていることなどを踏まえ、これを2年後ろ倒しし、23年3月期の目標とした。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
主力の空調機事業で、市況が堅調な北米、オセアニア、中華圏向けの販売増を見込むほか、欧州やインドなど各地域での新機種投入や営業体制強化により増収となる見通し。ただ、上期を中心に為替相場や素材市況で厳しいコスト環境が続くことや先行投資による費用増などが利益を圧迫する。年間配当は前期比2円増配の26円を予定。
なお、18年3月期業績は、売上高2623億4000万円(前の期比0.9%増)、営業利益202億700万円(同23.7%減)、純利益128億5400万円(同28.1%増)だった。
また、同社は中計で21年3月期に売上高4000億円、営業利益400億円を見込んでいたが、中東の市況悪化や調達環境の構造的な変化などで事業環境が想定以上に悪化していることや、提携・M&Aの立ち上がりが遅れていることなどを踏まえ、これを2年後ろ倒しし、23年3月期の目標とした。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)