マーケットエンタープライズ---1Qは営業利益が0.01億円、戦略的投資を続ける

マーケットエンタープライズ<3135>は14日、2018年6月期第1四半期（2017年7～9月）連結決算を発表した。売上高が13.80億円、営業利益が0.01億円、経常損失が0.08億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.07億円となった。なお、2017年6月期第2四半期より連結財務諸表を作成しているため、前年同期との増減率の記載はない。

前期及び当期を戦略的投資期間と位置づけて、収益基盤の拡大に向けて積極的な先行投資を実施している。当第1四半期は、首都圏における仕入基盤の更なる拡充のため、東京都府中市に西東京リユースセンターを開設した。また、中長期的な視点での業務効率化、利益率向上を図ることを目的として、データサイエンス、機械学習に関する部署を設立した。一方、前期初に本格稼働をはじめた徳島コンタクトセンターをはじめ、前期比実施した人員、設備面での投資や取組みが徐々に奏功し始めた結果、収益性は改善の兆しをみせている。

2018年6月通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.2%増の66.00億円、営業利益が0.55億円、経常利益が0.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.29億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

　提供：フィスコ