レーザーテック反発、レーザー技術は量子コンピューター分野でも注目
レーザーテック<6920>が6日ぶり反発。株価は8月初旬を境に一気に水準を切り上げ上昇トレンドが鮮明。目先は利益確定売りに押されていたが、25日移動平均線との上方カイ離を解消し改めて上値追い態勢に入った。同社は半導体向けなどを中心に製造装置を手掛けているが、半導体メーカーの高集積化投資の動きを背景にマスク関連装置が好調に推移、18年6月期営業利益は前期比微増の50億円予想にあるが、これは経営資源を研究開発投資に積極的に振り向けるため。トップラインは前期比2割以上の伸びを見込んでいる。研究開発に積極的だが、同社の超微細加工技術は量子コンピューター分野でもカギを握る可能性があるため開発動向に思惑が高まっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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