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8940 インテリックス

東証S
739円
前日比
+7
+0.96%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.7 0.48 4.60 6.14
時価総額 66.0億円
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インテリックス---ラジオNIKKEIマーケットプレス10月2日放送


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』10月2日放送において、インテリックス<8940>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<8940>東証1部上場のインテリックスです。

インテリックスは中古マンションをリノベーションしてから販売するリノベーションマンション事業の先駆け的企業で業界最大手。また、新規事業として2016年5月期より不動産小口化販売をするアセットシェアリング事業を開始したほか、2017年5月期からはリースバック事業も開始するなど事業ポートフォリオを多様化していくことで、経営の安定性を高めながら収益を拡大していく戦略を推進しています。

2017年5月期の連結業績は、売上高が前期比6.2%増の414億円、営業利益が前期比0.1%減の17億5,600万円となった。主力のリノヴェックスマンション事業は首都圏の落ち込みを地方都市の拡大でカバーして、前期比5.4%増と順調に拡大したほか、アセットシェアリング等その他不動産販売も前期比10.5%増となり、売上高は4期連続の増収となりました。また、営業利益は地方拠点の人員増やアセットシェアリングの広告宣伝費増等を増収効果で吸収し、前期比横ばい水準と会社計画の16億8300百万円を若干上回って着地しました。

2018年5月期の連結業績は売上高が前期比13.2%増の468億7,500万円、営業利益が前期比8.3%増の19億1,003万円と増収増益となる見通しです。リノヴェックスマンション事業については引き続き地方拠点の販売件数増加に伴い、売上高は前期比7.4%増を計画。また、その他不動産事業についてもアセットシェアリング事業の拡大を主因に前期比52.5%増と大幅増収を見込んでいます。業容拡大による販管費や人件費の増加により、利益率は低下するものの保守的な計画と見られます。

インテリックスは今後の成長戦略として、事業ポートフォリオの多様化により経営の安定性を高めながら収益拡大を推進していく方針です。主力のリノヴェックスマンション事業については、競争激化が続く首都圏で収益性を重視した仕入れを行いつつ、地方拠点での販売件数拡大により収益拡大を図っています。また、新たな収益柱として育ってきたアセットシェアリング事業の規模拡大や、リノベーション内装事業における同業他社からの受注増加、2017年5月期末より新たに開始したリースバック事業の育成等、不動産ソリューション分野における事業ポートフォリオを拡充していくことで、中期的に安定成長を目指していく考えです。特に、アセットシェアリング事業については対象物件が新築と中古を問わず商品化でき、また、1口100万円単位を5口以上で取得できることや、相続・贈与対策になること等から、潜在需要は大きく今後も高成長が期待できます。2018年5月期の売上高は前期比倍増の28億円を見込んでいますが、5年内には100億円規模の事業に育つ可能性があると弊社では見ているようです。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《MW》

 提供:フィスコ
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