富士フイルムホールディングス<
4901>は反落。同社は19日、アルツハイマー型認知症治療薬「T-817MA」の米国第2相臨床試験結果を公表し認知機能の低下の進行を和らげる効果を確認したことを明らかにした。これを受け、20日の株価は反発したが、同臨床試験に関して、SMBC日興証券は同日、「一定の効果が得られた点でポジティブな印象」とする一方、同社の医薬品事業は参入以来10年連続で赤字が継続していると推察しており、素直に企業価値への寄与に織り込むのは時期尚早、とみている。同証券では、投資評価の「2」と目標株価4500円を継続している。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)