<注目銘柄>=タケエイ、大型案件の廃棄物処理取扱量が順次増加へ
タケエイ<2151>は、建設関連産業廃棄物の中間処理、再資源化から最終処分までの一貫処理に強みを発揮している。同社の18年3月期の連結業績は売上高310億円(同10.8%増)、経常利益25億5000万円(同12.1%増)と2ケタの増収増益を見込んでいる。
今期は、廃棄物処理・リサイクル関連事業で受注した工期の長い大型建設工事の進展により、秋以降廃棄物の取扱量が順次増加するものと想定される。また、これまで実施してきた既存工場の効率化・低コスト化の取り組みを継続するとともに、運搬業務では前倒しで人員増強を行う予定だ。
また、廃棄物処理価格の交渉は順調に進んでおり、新価格で契約した工事現場が順次着工となることから、数量効果とともに価格効果も収益に対して寄与する期待がある。一方、再生可能エネルギー事業は、木質バイオマス発電施設2カ所がフル稼働することから、通年での収益寄与を見込んでいる。
株価は、5月26日に1188円で年初来高値をつけて以降調整に転じたものの、6月16日に1053円で安値をつけて以降、下げ止まりの兆しをみせている。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
今期は、廃棄物処理・リサイクル関連事業で受注した工期の長い大型建設工事の進展により、秋以降廃棄物の取扱量が順次増加するものと想定される。また、これまで実施してきた既存工場の効率化・低コスト化の取り組みを継続するとともに、運搬業務では前倒しで人員増強を行う予定だ。
また、廃棄物処理価格の交渉は順調に進んでおり、新価格で契約した工事現場が順次着工となることから、数量効果とともに価格効果も収益に対して寄与する期待がある。一方、再生可能エネルギー事業は、木質バイオマス発電施設2カ所がフル稼働することから、通年での収益寄与を見込んでいる。
株価は、5月26日に1188円で年初来高値をつけて以降調整に転じたものの、6月16日に1053円で安値をつけて以降、下げ止まりの兆しをみせている。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)